アクティブラーニング教室が多く揃った新校舎
摂南大学は、現代社会学部の新設にあたり、新たな校舎を寝屋川キャンパスに建設しました。「学生・教員が自由に学びあう場」をコンセプトにした、新3号館です。オーディトリアムの機能を持つ大教室や、グループワークもできる固定式講義机イスの教室など、様々な教室が用意されていますが、最も数が多いのは1人掛の小教室。自由に動かせる可動式の机とイスが、学生が主体となって学ぶアクティブラーニングの推進を支えています。
コトブキシーティングはアクティブラーニングデスク
SD-610FF2シリーズとスタッキングチェア
FC-896を、中教室や小教室に納入しました。180人教室と120人教室は、試験などにも利用しやすい3人掛、50人教室は1人掛です。100人を超える規模の教室で可動式机イスを採用するのは新しい試みですが、教室の利用人数が変わる際でも調整ができる自由度の高さを確保するため、採用されました。グループワークに特化した教室では、前方のスクリーンの他、壁にも資料を投影できるよう左右2か所ずつプロジェクターが配置されており、机が多方向を向いた時でも計5か所から見やすい位置を選ぶことができます。能動的な学習のために従来の学習環境のイメージを変える挑戦が、校舎内の各所に見られます。
能動的な学習を支える可動式の机とイス
SD-610FF2シリーズは、可動式でありながら移動時以外はキャスターが露出しない、佇まいも使い心地もスマートなデスクです。キャスターは机の脚ベース内に収納されており、動かす際に天板下にあるレバーを握ることによって初めて姿を現し、机をたたむことなく自由自在な移動を可能にします。机上に教科書やノートなどの荷物を置いたまま動かすことができるだけでなく、レバーを離すとキャスターが再び脚ベース内に収納されるため、素早いレイアウト変更が可能。キャスターの収納時には脚部がしっかりと床に接地するため、ぐらつくことのない安定感を確保します。天板を立てると複数台をコンパクトに水平スタックでき、教室の隅に寄せる際にもスペースを取りません。
FC-896は、イスの背座開角寸の広さにより、コンパクトでも深く腰掛けられる座り心地が特徴のキャスターチェアです。座面の奥行も広く、書く姿勢と聞く姿勢を楽に保つことができます。背もたれは柔らかな当たりの樹脂製で、イスを引く際に便利な手掛け穴も設けました。座のクッションの張地には、ブラックカラーの高耐久性立体メッシュを用い、通気性の良い快適な座り心地を提供。メッシュの網目はペン先を引っかけてもほつれにくい強度があり、綺麗な装いが長持ちします。
施設概要
2023年春、摂南大学の寝屋川キャンパスの現代社会学部開設に合わせ、新3号館がオープンしました。日差しの入る明るく開放的なつくりの校舎には、アクティブラーニング型の授業を促進する大小様々な教室の他、ラーニングコモンズやシェアスペースなどの学生たちが自由かつ主体的に活動できる設備が揃っています。内装には世界の偉人の名前がデザインされるなど、学生たちが自然と学びに親しめる環境も整えられました。