劇場やホールなどの興行場の客席は、各都道府県の建築条例や火災予防条例に適合したレイアウトが求められます。
本体間口
本体間口は客席幅(イス部幅)、縦通路幅および手摺幅から算出します。
客席幅
搭載するイスタイプとイス間口から求めます。
客席幅=1人分イス間口×イス連結数+50(イスタイプPは60)
縦通路幅
各都道府県の条例に準じます。
(東京都の条例の場合、縦通路の左右に客席がある場合は800mm以上)
手摺幅
220mm(片側)
建築仕上有効奥行
段奥行により算出します。
※表中の値は最小値です。ご計画の規模、設定条件によって変わります。
イスタイプ段差設定
○…収納式肘メモ台無 ●…収納式肘メモ台可
収納時本体高さ
収納時本体高さは次の式で求めます。
収納時本体高さ=1段目高さ+段差×(段数−1)+a
a:最上部イスの収納時高さ段数・段差は、建物との関係あるいは必要な総席数から決定します。
※イスタイプによって、設定可能な段差が異なります。
※1段目段差 : 200mm、250mmのいずれかになります。
各段奥行
イスタイプにより異なります。
前幕板付きの場合、設定可能な段差・奥行が異なります。