新築校舎の大規模教室は、摂南大学で定番の固定式講義机イスで統一
摂南大学 寝屋川キャンパスに、新3号館がオープンしました。現代社会学部の新設に合わせて建設されたこの校舎のコンセプトは、「学生・教員が自由に学びあう場」です。
アクティブラーニング教室やラーニングコモンズなど、机やイスを動かせる教室・スペースが多くある中で、321教室と331教室には、固定式講義机イスが導入されました。効率良く席数を配置でき、いつでも整然とした並びを保つことができる固定式講義机イスは、大人数の授業が想定される教室で真価を発揮します。選ばれたのは、他のキャンパスでも高い評価を得ている座スイングアップ式の
SD-331シリーズです。
立ち座りしやすいスイングアップ機構の机イスをグループワーク向けにカスタマイズ
SD-331シリーズは、コトブキシーティングならではの「スイングアップ機構」を搭載した机イスです。空席時はイスの座面が正面を向いて納まっており、着席時には座面に臀部を押し当てるようにして座を動かします。離席時に立ち上がると、座面は身体の動きに追従するよう自然にスイングアップし、背もたれに並んで納まります。イスの座を手で動かさなくても荷物を抱えたままでも楽に座ることができるほか、ワンアクションでさっと立ち上がれる点が大きな特長です。背もたれ・座面ともに広く大きく、身体にフィットする形状に設計されているため、疲れ知らずのゆったりとした掛け心地で、集中して授業に臨めます。
321教室・331教室ともに、教室形状は横長です。最後列でも講師との距離が近く、積極的な参加ができます。座席は教壇スペースを取り囲むように多角形状に配置されており、321教室は1段に2列ずつ、321教室は1段に1列ずつ並んでいます。321教室では、グループワークを行う際、前後2列の席の机上にまたがって大きな教材を広げることができるよう、背もたれの高さを机の高さに揃えるカスタマイズを施しました。パソコンなどの電子機器の使用を想定し、天板下にはコンセントも備えています。大きなガラス窓のあるスタイリッシュな内装に合わせて、机の天板は白、イスはダークグレーの合成樹脂とグレーの高耐久性立体メッシュ張地で仕上げました。
教室後方には車イス用の席として、可動式のフォールディングテーブルSD-613FF2も用意しました。車イスでの聴講がない場合には、スタッキングチェアFC-883を合わせて、固定式講義机イスと同様に使います。
施設概要
2023年春、摂南大学の寝屋川キャンパスの現代社会学部開設に合わせ、新3号館がオープンしました。日差しの入る明るく開放的なつくりの校舎には、アクティブラーニング型の授業を促進する大小様々な教室の他、ラーニングコモンズやシェアスペースなどの学生たちが自由かつ主体的に活動できる設備が揃っています。内装には世界の偉人の名前がデザインされるなど、学生たちが自然と学びに親しめる環境も整えられました。