大阪府内では初めてとなる農学部を開設した摂南大学
2020年4月に開設された摂南大学の農学部は、食と農に関わる一連のプロセスを体系的に学ぶことができる、大阪府内では初めてとなる農学部です。
開設に伴い新設された農学部棟は3階建てです。コトブキシーティングは、2階と3階の20以上の教室や実習室に固定式と可動式の机イスを納入しました。
アクティブラーニングを行う中教室の一部と小教室には、可動式の机とイスが並びます。
自由自在に移動可能な机で「アクティブラーニング」に対応
グループワークやプレゼンテーションなど、さまざまなシーンでレイアウト変更が必要となるアクティブラーニング。講義中に学生自らが移動を行うため、机とイスには操作性の良さと安定感が求められます。
そこで選ばれたのが「
アクティブラーニングデスクSD-610FF2シリーズ」と「
コンパレシリーズ」です。
SD-610FF2シリーズの特長は、「フルフラッター機構」と呼ばれるコトブキシーティング独自のキャスター移動方式です。
脚部には、天板下のレバーと連動するキャスターが内蔵されています。キャスターは、移動する時以外は脚部内に収納されるため、脚先が床に着実に接地します。移動時は、天板下にあるレバーを握りキャスターを出すことで、スムーズに移動が可能です。
講義中の急なレイアウト変更でも、机上に教科書やノートなどの荷物を置いたまま、自由自在に行えます。
中教室には3人掛けタイプが、小教室には多様なレイアウトに対応する1人掛けタイプが採用されました。
軽く持ち運べるコンパクトなスタッキングチェア
SD-610FF2シリーズに組み合わせたイスは、コンパクトでありながら快適な座り心地を実現した、スタッキングチェア「コンパレシリーズ」です。
座面の奥行きが広く、講義中の書く姿勢・聞く姿勢を楽に保つことができます。
座には高耐久性立体メッシュのパッドが付いており、長時間座っても蒸れることがなく快適です。
また、背もたれに設けた手掛け穴や、背と座の間に手をかけられる形状により、引きやすく、持ち運びもしやすいよう工夫されています。4.1kgと軽量なコンパレシリーズは、レイアウト変更が多いアクティブラーニングに最適です。
使い勝手を追求した机とイスの導入によって、学生自らが能動的に参加できる環境を実現した教室。新しい学びのフィールドとして期待が広がります。
施設概要
摂南大学の農学部では、食農ビジネスの一連の流れを、実際に現場で体験しながら学ぶことができます。開設に伴い新設された8号館(約18,000m2、テニスコート70面分)には、教室のほかに温度・湿度を制御できる植物培養室や、最新の調理機で実践的に学ぶことができる給食経営管理実習室など、充実した学びの環境が整っています。枚方キャンパス内には、農場も新たに整備され、農場実習など体験型の学修も取り入れています。