アクティブラーニングに最適な
可動式の講義机イス

能動的な学習を促す「アクティブラーニング」のための教室づくり

九州大学 伊都キャンパス ウエスト5号館 講義室

アクティブラーニングとは、一方的に知識伝達をする講義スタイルではなく、生徒・学生の能動的な学習を取り込んだ授業の総称です。
グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなど、生徒が実際に行ってみて考える、意見を出し合う、情報・資料をまとめ直すなどの過程を通して、「思考力、判断力、表現力の育成」へつなげます。

授業のアクティブ化には、具体的にはどのような方法があるのか。よく知られるラーニングピラミッドで明らかなのが、「体験する」「他の人に教える」ことが記憶に残る割合が高く、学習意欲の向上にもつながることです。さらに「話し合う」「発表する」ことが「言語の充実」に役立つといいます。アクティブラーニングは、これらの定着率の高い学習方法の実践です。

アクティブラーニング型の授業には、ブレーンストーミングからディベート、グループワーク、プレゼンテーションなどさまざまな学習シーンがあり、場面に合わせて机やイスを自由な位置に動かせるフレキシブルな教室空間が求められます。可動性と収納性を備えた机とイスを活用することで、多様なラーニングスタイルにすばやく対応できます。

ただし、移動可能なキャスター付の机やイスは、ぐらつきやキャスターにつまずいての転倒など、安定性や安全性が課題となり、特に小学校・中学校などの生徒の年齢が低い学校では、導入が進まない背景がありました。近年は、動かす時はスムーズに・着席時は確実に床と接地する製品の開発も進み、アクティブラーニングを行う教室で積極的に採用されています。

レクチャー

先生を囲むように並び、聴くだけでなく双方向のコミュニケーションを生み出します。

ディスカッション


真正面に向き合い真剣に意見をぶつけ合います。

ゼミナール


進行役が参加者全員を見わたし、1つのテーマについて話し合います。

ブレーンストーミング

小〜中人数で気軽に意見を出し合います。その間、テーブルとイスの組み合わせは変化します。

グループワーク


与えられた課題をメンバーが協力して解決します。

プレゼンテーション


ICTを活用して、皆の前で発表します。

アクティブラーニングデスク
FT-600Dシリーズ・SD-610FF2シリーズ

九州大学 伊都キャンパス ウエスト5号館 講義室

折りたたんで水平スタッキングができる可動式机、机上に教材を置いたまま簡単に移動が可能

FT-601DM

SD-611FF2

可動式のフォールディングテーブルでありながら、見た目は床に脚部がきちんと接地した固定式の机です。

動かしたい時に天板下のレバーを握ると机の脚先からキャスターが出現する「リフトアップ機構」を備えており、荷物を卓上に置いたまま移動させることができます。また、キャスターが天板を倒す操作に連動して動くコトブキシーティング独自の動きも備えています。キャスター付きの可動机で心配されがちな、ストッパーでロックしても固定されずにコロコロと動いてしまう不安を、必要な時だけワンタッチでキャスターを出す仕様によって解決しました。

キャスターが露出されないことで、脚を引っ掛けて躓くなどのトラブルも防止。見た目もすっきりスマートになりました。天板を立てることで、水平スタッキングしての収納も可能です。まとめてたたんで壁際に寄せれば、教室や会議室がフラットな広いスペースに早変わりします。教室・講義室を多目的に使うケースが多い、大学を中心に人気の製品です。

デザインは、丸みを帯びた優しい形のSD-610FF2シリーズと、スタイリッシュでより薄さを追求したFT-600Dシリーズの2種類。スマートでコンパクト、安心で安全と4拍子揃った、アクティブラーニングに最適なフォールディングテーブルです。

アクティブラーニングデスク
SD-510シリーズ

京都女子大学 教室

ワンタッチで移動して着実に接地

SD-511

授業時はしっかりと脚部が床に接地し、動かしたい時だけ天板下のレバーを握って移動させる「リフトアップ機構」の備わったアクティブラーニングデスクです。デスク上の教材や荷物をどこかに寄せたり避難させたりすることなく、グループワークやディスカッションに適したレイアウトへ机を動かすことができます。

キャスター付きの可動机で心配されがちな、脚先に設置されたキャスターがきちんと固定されずにコロコロと動いてしまう不安を、必要な時だけキャスターを出す仕様によって解決しました。セッティング時の安定感も兼ね備えるだけでなく、キャスターに脚を引っ掛けて躓くなどのトラブルも防いでいます。レバーは天板下に一つしかないため、手元を見なくても簡単に操作ができます。中学校・高校の普通教室で主に人気の高い製品です。

スタッキングチェア・キャスターチェア
FC-390シリーズ

鎌倉女子大学 大船キャンパス 教室棟(リニューアル)

学習空間の快適性・利便性・収納時の配慮を追求した、
ベーシックスタイルのスタッキングチェア・キャスターチェア

FC-390

長く使える丈夫なイスを目指して設計した、ロングセラーの「パレ」シリーズ。シリーズの最小総間口は、505mmです。同じデザインでスタッキングチェアとキャスターチェアをご用意しました。キャスターチェアは座を跳ね上げて水平スタッキングすることができ、肘メモ台の有無も選べます。

素材は、背もたれに木を使ったタイプと、合成樹脂を使ったタイプの2種類。木のタイプは教室・講義室空間の印象を和らげ、合成樹脂は選べるホワイトグレー・ブラックの2種類によって、教室のインテリアに適したデザインに仕上げることができます。三次元カーブの背もたれ・座は着席する生徒や学生の身体を包み込み、長時間でも楽に座ることができます。座面には、高耐久性の立体メッシュを使用しました。通気性が良く強度にも優れており、長時間座っても蒸れることがなく快適に過ごせます。

スタッキングチェア・キャスターチェア
FC-890シリーズ

獨協大学 創立50周年記念館(西棟) 教室

コンパクトサイズで学習空間にふさわしい座り心地に

FC-890

持ち運びがしやすいコンパクト&スマートが特長の「コンパレ」シリーズ。シリーズの最小総間口は、430mmです。同じデザインでスタッキングチェアとキャスターチェアをご用意しました。

パレシリーズよりも一回りコンパクトなサイズを、快適な座り心地を保ったまま実現しました。背の当たりと背座開角寸が広く、見た目の印象よりも深くゆったりと座ることができます。引きやく持ち運びがしやすいよう背もたれには手掛け穴を設け、シリーズので最も軽い製品は3.8kgと軽量化も実現。レイアウト変更が多いアクティブラーニング型の授業で真価を発揮します。

スタッキングチェア
FC-304シリーズ

獨協医科大学附属看護専門学校三郷校 学生ラウンジ

カラフルでポップなスタッキングチェア、「読み」「書き」の美しい姿勢を追及

広々と大きく曲面を描いた背もたれと座が特長的な、カラフルでポップなスタッキングチェア。シリーズの総間口は496mm。合成樹脂で背と座を一体に成形しており、座パッドなしのタイプは3.5kgとコトブキシーティングのスタッキングチェアの中でも最も軽いイスです。

ホールド感のある落ち着いた座り心地と、背・座の絶妙な角度設定が、快適な「書く」と「聞く」の姿勢を両立。学びに最適な姿勢と集中力を生み出すスタッキングチェアです。カラーは講義室空間を明るく彩る全5色。背もたれの下部に設けた手掛け穴を利用して、安定した持ち運びもできます。

納入事例

竣工:2021年7月 席数:60
竣工:2021年1月 席数:3,358
リニューアル:2021年3月 席数:173

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