多様化する学習スタイルに合わせた机・イス
実際の使い心地を学生にインタビュー!

2024.12.04
製品特集
教師から知識を「聴く」といった従来のティーチング型から、学生の能動的な参加が主体となるアクティブ・ラーニング型へと学びの場は大きく変化してきています。多様化する学習スタイルのさまざまな要求に応え、教室・講義室づくりも進化してきました。
そこで欠かせないのが、それぞれのスタイルに合わせた適切な学校・教育家具の導入です。机・イスの工夫によって、講義室の稼働率を高めるとともに、授業の質の向上もはかることができます。

学校家具は大きく分けて「固定式」と「可動式」の2種類に分かれます。
固定式は、机やイスの脚部を床に固定するタイプです。コトブキシーティングでは、一般的な「座跳ね上げ式」のほか、イスの脚が机から独立した「独立脚式」、人の座る動作に合わせて座が動く「スイングアップ式」の3タイプを揃えています。
可動式は、内容・スタイルに応じて任意の位置に動かせるタイプです。コトブキシーティングの可動机は、動かしたい時に天板下のレバーを握ると机の脚先からキャスターが出現する「リフトアップ機構」を備えており、荷物を机上に置いたまま移動させることができます。

今回は、固定式と可動式、それぞれの机・イスの使い心地について、実際に授業で使用している学生にお話を伺いました。

座スイングアップ式 講義机イス SD-331シリーズ

座面が緩やかに人の動きに追従する「スイングアップ機構」を搭載した、離着席のしやすいシリーズ。

スイングアップ機構は、離着席の動作に合わせて、イスの座が人の臀部〜腿裏に追従するように動く仕様です。荷物を抱えたままでも臀部を座面に合わせてスライドすることで、楽に座ることができます。

この機構は、座を跳ね上げるタイプの机・イスに比べて、座る学生の腿の周囲を広く取ることができます。そのため、座跳ね上げ式の机・イスからリニューアルをする際には、前後ピッチは変えずに、1席あたりのスペースにゆとりを持たせることができます。また、天板を広く取ることも可能です。通路スペースが狭い教室の改修やリニューアルに適した製品です。


同じ前後ピッチで広いスペース

スイングアップ機構により、前後ピッチが同じ800mmでも、天板を50mm大きくできます。さらに離着席時の腿の周囲は40mmも広くなり、ゆったりと着座できます。天板400mm、前後ピッチ750mmにも対応可能です。

従来品よりも広い通路幅を確保


斜め配置の場合、従来製品よりも通路幅を100mm程度広く取ることができます。

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User’s Voice

スイングアップ式のイスで、立ち座りが楽になりました

SD-331シリーズを採用した九州産業大学(福岡県)の大教室で、商学部のNさんと経済学部のHさんに、イスの使い心地を伺いました。

九州産業大学 商学部・経済学部


大学でどのようなことを学ばれていますか?

Nさん:ゼミでは、消費行動を促すためのLP(ランディングページ)の制作を学んでいます。このタイプの固定席では、週に3コマほど授業を受けます。
Hさん:僕は経済学部で学んでいて、前学期の授業の大半をここで受けました。

1コマ100分ほどの授業で、お尻が痛くなることはないですか?

Hさん:それはないですね。座面はクッションがあって柔らかいですし、背中は固くて背筋が伸びるし、疲れにくいと思います。


九州産業大学 商学部3年のNさん(左)と経済学部3年のHさん(右)

スイングアップ式のイスは動きが特徴的ですが、使い心地はいかがですか?

Nさん:初めての時は迷いましたが、慣れるとすぐにシュッと(展開)できるようになって、座ったり立ったりが楽になりました。
Hさん:跳ね上げ式は座ろうとすると座面が勝手に上がってしまうのが嫌ですが、スイングアップ式の方が閉じるか座るかはっきりしていて好きです。

この製品はイスの背にクッションが付いたタイプもありますが、クッションがあった方がよいですか?

Nさん:イスの背の窪みが身体の背中のカーブに沿ってくれるので、クッションはいらないと思います。僕は固めのイスが好きで、このイスも気に入っています。

1本脚のデザインはいかがでしょう。

Nさん:4本脚のイスよりも、足元に傘などを置く時に脚が邪魔になりません。
Hさん:通路を歩く時にイスの脚が邪魔になることがありますが、1本脚は通路側に脚がなく当たらないのがよいですね。

アクティブラーニングデスク SD-610FFシリーズ・FT-600Dシリーズ


SD-610FFシリーズ

スマートでコンパクト、安心で安全と4拍子揃った、アクティブラーニングに最適なフォールディングテーブルです。デザインは、丸みを帯びた優しい形のSD-610FFシリーズと、スタイリッシュでより薄さを追求したFT-600Dシリーズの2種類。
動かしたい時に天板下のレバーを握ると机の脚先からキャスターが出現する「リフトアップ機構」を備えており、荷物を机上に置いたまま移動させることができます。また、キャスターが天板を倒す操作に連動して動くコトブキシーティング独自の動きも備えています。キャスター付きの可動机で心配されがちな、ストッパーでロックしても固定されずに動いてしまう不安を、必要な時だけワンタッチでキャスターを出す仕様によって解決しました。
キャスターが露出しないため、脚を引っ掛けてつまずくなどのトラブルも防止します。天板を立てることで、水平スタッキングしての収納も可能です。まとめて畳んで壁際に寄せれば、教室や会議室がフラットな広いスペースに早変わりします。教室・講義室を多目的に使うケースが多い、大学を中心に人気の製品です。

フルフラッター機構

机上に教材を置いたまま簡単に移動できるため、素早くレイアウトチェンジできます。

ワンタッチ操作

リフトアップレバー①を握るだけで、天板が水平状態のままテーブルを動かせます。収納レバー②を握ると天板が立ち水平スタッキングモードになります。操作性と安全性を追求した機能です。

フットテク機構

天板使用時はキャスターが脚の中に収納され(天板とキャスターが連動)、天板を立てるとキャスターが出現するフットテク機構付きです。脚先が確実に床に接地し、安定感があります。

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User’s Voice

教科書を載せたまま、スイスイ動かせるのが便利です

SD-610FFシリーズ・FT-600Dシリーズの機能について、実際に授業で使用している学生に使い心地を伺いました。

摂南大学 農学部 農業生産学科


摂南大学 農学部 農業生産学科4年のMさん(左)とIさん(右)

SD-610FFシリーズはどのような場面で使っていますか?

Iさん:少人数のゼミ活動やクラブのミーティングによく使っています。グループ単位でテーブルを移動することが多いので、レバーを握ると軽く机が(テーブルを)移動できる機能が便利です。この機能を使わないと机(テーブル)を動かすのは大変ですが、僕は入学してすぐに使い始めました。スチューデントアシスタントで授業の手伝いをする時に、知らない人に教えてあげると喜ばれます。
Mさん:私も最初は機能を知らなかったのですが、使った時は感動しました。


九州産業大学 地域共創学部 地域づくり学科


九州産業大学 地域共創学部 地域づくり学科2年のSさん

大学ではどのようなことを学ばれていますか?

Sさん:憲法や法律について広く学ぶコースを選択しています。フィールドワークにも興味があり、実践できる授業をとっています。

FT-600Dシリーズの使用感について教えてください。

Sさん:フィールドワークではグループごとに円になって話し合うのですが、この机(テーブル)は移動がしやすいので、机と机を合わせる時に便利ですね。机を畳まずに、そのままスイスイ動かせるのがよいです。


学校家具の座り心地や使い勝手は、授業への集中力や質の向上に直結します。
コトブキシーティングでは、製品を導入いただいた学校様の声を大切にし、よりよいご提案につなげてまいります。
ショールームでは、実際の教育現場に近い空間で、机・イスのデザインや座り心地、使い勝手を体感していただけます。ぜひお気軽にお越しください。

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