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サイズ・形態を変える変幻自在な教室で 80名が一緒に学ぶ新しい普通科系高校 [後編]
サイズ・形態を変える変幻自在な教室で
80名が一緒に学ぶ新しい普通科系高校 [後編]
2024.05.09
インタビュー
[前編]は
こちら
校長
尾﨑 嘉彦 氏
事務長
山下 隆夫 氏
国語科 第1学年 主任
松田 賢太朗 氏
開建高校の新たな学びを具現化するラーニングポッド(L-pod)
ラーニングポッド(通称:L-pod)の紹介動画(京都市立開建高校 公式チャンネル)
――2023年6月に新校舎へ移転して、実際にL-podでの授業が始まりましたね。
松田
L-podは、大きな教室としての可能性もありますが、一番の魅力は目的に応じて形を変えることができる点です。 例えば今日見ていただいた私の国語(言語文化)の授業は、古典における読解スキルを身に付けることが主な目的なので、習熟度によって教室を三つに分けて3名の教員が個別に授業を行っています。一方で現代文のような、必ずしも答えが一つではなく、自分たちの答えに行きつくまでの過程が大事になるような授業では、仕切りを無くして80名が一緒に対話をし、できるだけ色々な人とコミュニケーションがとれる形にしています。人と考えを共有し、自分が足りなかったところに対話・協働で気づくことを目的にしているからです。その場合3名の教員は、1人が前でマイクを使って主導し、残りの2人はなかなかついていけない子や、意見を言いたがっている子などを見つけて適宜サポートを行い、3人で協力しながら展開しています。
また歴史総合の授業では、3名の教員が同じ内容に対してそれぞれアプローチを変えた授業を行い、生徒は学び方に合わせて移動しながら授業を受けています。自分がどういう学び方をしたいか、目的に合わせて生徒が選択できる個に応じた授業になります。
――途中から別の授業を受けることもできるのですか。
松田
はい。毎回、自分が受けたい授業に机ごと移動することを認めています。授業の進度は揃えて、他の授業に行っても困らないようにしていますので。
――そうなると他の先生の授業内容も理解していなければならないので、連携が大変ですね。
松田
チーム会議の必然性がすごく高まりますので、打ち合わせの時間は増えます。ただ一般的な学校では、一つの教科の教員が1学年の全クラスを教えることはありません。でも本校では、同じ教科の3名の教員で80名×3クラスの240名全員を教えるので、担当教員によって違いが起きることがなく、その学年が足並みを揃えて進んでいけるということに、すごく可能性を感じています。
尾﨑
L-podはマルチに自由に使えるという意味で、本当に魅力ある施設です。外部の方からも、これだったら色々なやり方ができ夢があるよねと言っていただくことが多いです。
つまりL-podでの授業は、どれだけ柔軟にやれるかがポイントになります。今はまだ試行錯誤しながらやっているところもあり、準備に時間も多く取られ大変だとは思いますが、これが1年、2年と積み上がっていくことで、開建高校の授業として形になっていくと期待しています。
新たな普通科系高校の教育実現を目指して
――開建高校は、文部科学省が2022年から進める「新時代に対応した高等学校改革推進事業(普通科改革支援事業)」の初代採択校でもありますね。
尾﨑
はい。簡単に言えば普通科教育の改革です。普通科の特色化・魅力化を進めるために、各学校が「総合的な探究の時間」を軸とした「その他普通教育を施す学科」を設置するのですが、それが本校ではルミノベーション科になります。
また、京都市教育委員会でも、1997年の「京都市立高等学校21世紀構想委員会答申」に基づいて市立高校の改革を実践してきており、その最後として、本校において普通科教育の改革を実施してきました。本校はこうした新しい普通科教育のモデルを目指し、試行錯誤をしながら進めている状況です。
――生徒さんはこうした新しい教育スタイルに対応できているのでしょうか。
松田
もちろんまだまだ受け身の子もいますが、1年生はこうした授業内容を理解して入学していますので、発表にも積極的な子が多いですね。
また本校では、自分らしく生きていくために必要な「自ら学び考える」力を身に付けることを、授業以外でも押し出しています。例えば校則は、基本的には何々をしてはいけないという規則はありません。生徒が「これをしてもいいのか」と聞いてきたら、「どう思う?」と聞き返します。もちろん、その答えの考えが足りていない場合は指導しますが、開建高校は自分たちで創っていく学校だと認識してもらえるように、指導方法も色々と作戦を考えています。
その一つとして、生徒が文化祭の企画・運営を行った祭実行委員会では、自分たちでやり遂げたという経験を積ませて、次はもっとやってみたいと思わせるサイクルができたかなと思っています。
尾﨑
本校の場合、既存の普通科高校とは異なる部分が多いので、入学を希望する中学生や保護者の方には必ず学校説明会に来てくださいと言っています。説明会では単に説明を聞いていただくだけではなく、L-podでの授業やグループワークの体験をしてもらいます。
また、入学試験にもグループワークを取り入れています。京都府公立高校の入試は前期選抜・中期選抜があり、前期選抜では特色を出すことができるのです。
山下
グループワークは本校の教育の柱であり、「総合的な探究の時間」の授業の進め方としても必須です。その意味で入学希望の中学生には必ず体験してもらえるように、説明会や入試で設定しています。
――120名を対象としたグループワークはかなり大変でしょうね。
尾﨑
先生方には労力もかけたし、準備も大変でした。ただ、結果的には、グループワークを取り入れて良かったと思っています。グループワークは点数で機械的に判断できるものではないので、結果について先生方が多くの時間を使って話し合うのです。その姿を見て、やはりこれは意味があると思いました。さらにこうした方法だと、学科試験では測れない魅力のある生徒や、コミュニケーションが好きな生徒、人前で話すのが好きな生徒などが一定数増えるという効果もあります。
――そうした様々な可能性を秘めた生徒さんたちに、ここでどのようなことを学んで欲しいとお考えですか。
尾﨑
生徒自らの成長と自己実現でしょうか。3年間の高校生活で様々な経験をする中で、なりたい自分、あるいは自分の可能性を見出してほしいです。そして自分が成長したことを実感でき、この学校に来て良かったと思ってもらえる学校づくりをしていきたいと思っています。
――この学校なら、私たちが想像する以上に生徒さんたちは成長できる気がします。本日はありがとうございました。
本プロジェクトに携わった弊社営業担当と
取材日:2023年11月8日
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