推し旅もお泊まりオフ会もできる!
推し活を満喫する部屋づくりを叶えるカプセルベッドの秘密

2025.02.06
コラム

観光業界を牽引するファンツーリズム、つまり「推し旅」

旅の目的といえば、何を思い浮かべますか?観光、リフレッシュ、家族の時間、記念のお祝いなど様々なトピックスが挙げられるなか、2000年代から存在感を示すようになったのが、「聖地巡礼」です。アニメや漫画、ドラマ、映画などの舞台となった場所を訪れ、実際の風景を物語やキャラクターと重ね合わせて楽しむこの旅のスタイルは、2016年に流行語大賞トップテン入りを果たし、今や誰にとってもメジャーな旅の目的の一つとなりました。
これに繋がる令和の新たなキーワードは、2021年にノミネートされた「推し活」です。自らのイチオシを応援する活動のことを指し、対象はアイドルや俳優、選手、キャラクターなどの人物から、乗り物や場所、飲食物等にまで及びます。近年は、鉄道会社が推し活の旅行として「推し旅」と銘打って、旅行プランの企画・販売も行っており、新しい旅の形として注目を集めています。

「推し旅」は1回では終わらない!何度も行きたい、何度でも行ける

「聖地巡礼」と「推し旅」の大きな違いは、何でしょう?それは、「応援したい対象がいるかどうか」です。聖地巡礼は、アニメや小説などの舞台となった場所を訪れることそのものが旅の目的ですが、推し旅の形は様々です。「推し」にゆかりのある土地を訪れる、「推し」のコンサートやイベントに行く、「推し」が食べたもの・行った場所などの軌跡をなぞる、「推し」のファン同士が会ってオフ会をする等々、目的は尽きません。何度でも行きたいし、何度でも行ける、その度に新しい体験が得られる。それが「推し旅」なのです。



全国から観光客を呼び込むべく、「推し」になりえるものと、地域とのコラボレーションは盛んです。何度でも来てくれる推し活ユーザーの積極誘致は、地域経済の活性化や地方創生への寄与が期待され、宿泊先となる地方のホテルの稼働率にも大きく影響します。推し活ユーザーを呼び込むために、宿泊施設の経営者も様々な施策を打ち始めました。では、「推し旅」に適した宿泊先とは、いったいどのような部屋があるホテルなのでしょうか?

推し活ユーザーに高需要、「推し」をみんなで共有できる大部屋の新設を阻む課題



推し旅のトラベラーの多くは、「推し活のために、ホテルは素泊まりなど最低限の設備でOK」という意見で共通しており、部屋やプランはシンプルなものが好まれる傾向にあります。共通の「推し」を持つ友人と旅行したり、現地で合流した「推し友」たちと「お泊まりオフ会」を開催したりできる大人数部屋も、楽しみながら宿泊費を抑えることができるため、人気です。しかし、そういった部屋は、どこの既存ホテルでも不足しています。改修工事の費用や期間、複数のベッドを置くスペースの問題などから、新設も容易ではありません。いま、これらの課題を解決できるキーアイテムとして、カプセルベッドが注目を浴びています。

泊まる人もホテルも喜ぶ、「推し旅」にベストなカプセルベッドルーム



カプセルベッドといえば、カプセルホテル。かつては終電を逃したサラリーマンが泊まるサウナ付きの安宿として知られていましたが、限られた必要最低限の空間に寝泊まりする日本独自のスタイルが、外国人観光客から興味関心を集め、今やクール・ジャパンを代表する宿泊形態として、大きな支持を得ています。



ベッドスペースは四方をパネルで仕切られているため、複数人で同じ部屋に泊まっても、各々のプライバシーをしっかりと確立。ベッドの出入り口にあるスクリーンを閉めれば、カプセル内の明かりが、他のベッドに干渉する心配もありません。みんなが揃って同じ部屋に泊まれることによって、これまでは誰かの部屋に集まっていた団欒も、一室で完結。遮音・遮光に優れたカプセルベッドは団欒と就寝のスペースの境界を明確化し、ワイワイしたい人・早めに就寝したい人や一人時間に没頭したい人に分かれることも可能です。



部屋やフロアを丸ごと改修するのに比べ、費用は安く、期間も短い。カプセルは上下2段のベッドを基本としており、横幅は通常のベッドと大きな差がないため、4人分の寝床を用意してもスペースは最小限に済ませることができます。
複数人が一部屋に泊まれるため、一人当たりの宿泊単価が下がるのは、推し活ユーザーにとって大きなメリット。ホテル側にとっては、1部屋に泊まれる人数が増えるため、延べ人数で収益増が見込める、win-winな関係です。宿泊人数は変わらないまま掃除やリネン交換で回る部屋数が少なくなり、オペレーションが楽になる点も、ホテルにとって嬉しい点です。


新たな宿泊スタイルを築き上げる、カプセルベッドのホテルリニューアル

これまでとも他のホテルとも違う、オリジナリティあるホテルづくりに貢献できるカプセルベッド。ホテルの新規利用客を増やし、リピーターの獲得にも繋がると期待されます。他のどのベッドよりもプライバシーを保てるカプセルベッドは、推し旅にはもちろん、家族や友人との旅行にもぴったりです。海外にはない宿泊スタイルとして外国人旅行客からの注目も高いことから、インバウンド需要も見込まれます。
何度でも行きたいし、何度でも行ける、その度に新しい体験が得られる。そんなホテルづくりを、カプセルベッドで始めませんか?



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