家族旅行へ行こう! ファミリールームやコネクティングルームの人気が上昇
日常や人生を豊かにしてくれる旅行は、家族の定番レジャーのひとつ。昨今では、親子の絆を深める時間や、子どもの成長を育む機会として「旅育」という言葉も生まれ、文化や環境に触れたり学んだりする教育の場としても捉えられています。
家族全員が一部屋に泊まる場合、かつては洋室のツインベッドにエクストラベッドを足したり、和室の畳いっぱいに布団を敷き詰めたりして、寝床を確保しなければなりませんでした。近年は、大人数での宿泊を前提としたファミリールームや、室内のドアで二つの部屋が繋がったコネクティングルームなどの、広い部屋を持つホテルが人気です。長期滞在向けに台所などが備わったアパートメントホテルも、インバウンド需要増と共に存在感を増しています。
既存のホテルを改修してファミリー向けの部屋をつくるには、広さやコストなど課題がいろいろ
ファミリールームは、4人以上の大家族でも無理なく一緒に泊まることができる広さや、室内に子ども向け遊具が備わっているなど、ファミリー向けのサービスが豊富なことで知られます。
コネクティングルームは、友達家族や祖父母との合同旅行で、気軽に部屋を行き来しながらも距離を保ったり、子どもたちが片方の部屋で寝た後に大人がもう一部屋で賑やかに語らったりするのに役立ちます。
いずれの部屋も宿泊予約サイトや旅行雑誌などで特集されることが多く、家族旅行においては高い人気を誇ります。そのため、既存のシングルルームやツインルームを改修して、ファミリー向けの部屋を新設するホテルが増えて来ました。
「うちのホテルにもつくりたい!」「でも、改修工事の費用は高い」「工事期間も長い」「ベッドを4台以上並べようと思ったら広さもかなり必要?」「改修しても集客できなかったら、どうしよう」このように、リスクマネージメントの観点から改修を躊躇うケースも多いのではないでしょうか?
これらの課題をクリアしながら、ホテルの集客率や稼働率を高めるリニューアルのキーとして、カプセルベッドが注目されています。
多くの旅行客の心を掴んで離さないカプセルベッドで、新しいスタイルの部屋をクリエイト
HEARTSカプセルホテル&スパ
かつては、終電を逃したサラリーマンが泊まるサウナ付きの安宿として知られた、カプセルホテルのカプセルベッド。2010年代頃から日本独自の宿泊形態として、訪日外国人観光客を中心に注目を集め始めました。今は、スタイリッシュなジャパニーズ・スタイルとして、女性や若者にも人気を博しています。
西武鉄道株式会社 上石神井保線所 仮眠室
カプセルベッドは、上下2段のベッドを基本とするため、通常のベッドを並べるのに比べて、限られた広さの部屋で効率良く大人数の寝床をつくることができます。また、四方を囲んだパネルによって他者の視線を遮れることから、学生寮のほか病院の当直室をはじめとした仮眠室への採用も多数あります。出入り口にあるスクリーンを閉めれば、同じ部屋でも各々のプライバシーを簡単に確保できます。
秘密基地や隠れ家を思わせる佇まいは、子どもたちにも大人気。上ったり下りたりといった一手間のアクションも、他のホテルにはない睡眠体験として、楽しい思い出になることでしょう。
スペースもコストも抑えてつくれる「カプセルベッドルーム」は、今後のホテル計画に対応できる柔軟性もアリ!
カプセルベッドの横幅は、一般的なベッドと大きく変わりません。4人分の寝床を確保する場合、通常は4台分のベッドが必要ですが、上下2段のカプセルベッドであれば2台分のスペースでOK。効率良く配置できるため、一人当たりの宿泊単価を下げても、延べ人数で収益増が見込めます。
カプセルベッドの出入り口を仕切るスクリーンは遮光性があり、室内が明るいままでも、カプセル内で睡眠に適した暗さを保ちます。ベッドスペースを囲むパネルは遮音に優れており、子どもたちがカプセルベッドでぐっすり寝ている間に、保護者は部屋のソファに座ってゆっくり寛ぐ時間を取ることもできます。電気の消えた部屋で皆が寝静まっている時でも、カプセル内の明かりを灯して読書したり、スクリーンタイムを満喫したりしても、誰の眠りも邪魔することがありません。限られたスペースで、ファミリールームやコネクティングルームの理想を実現することができるのです。
既存のシングルルームやツインルームを、ファミリールームやコネクティングルームに改修する費用に比べて、カプセルベッドの導入は安く、工期も短く済ませられます。カプセルベッド本体を壁代わりにして空間を仕切ることもできるため、レイアウトの幅も広がります。
また、導入後に新たな課題が発生した際は、レイアウトを変更したり他の場所に移設したりも可能です。今後のホテル需要に応じてカプセルベッドが不要になっても、従業員の仮眠用としてバックヤードに移設するなど、柔軟に対応できる点は大きなポイントです。
部屋のラインナップに「カプセルベッドルーム」を加えて、家族旅行からインバウンドまで幅広い客層を獲得
キャビン&カプセルホテル J-SHIP大阪難波
これまでとは違うオリジナリティのあるホテルづくりに貢献できるカプセルベッド。家族旅行にはもちろん、他のどのベッドよりもプライバシーを確立できるカプセルベッドは、友人同士の旅行にもぴったり。日本独自のスタイルとして外国人旅行客の注目も高いことから、インバウンド需要も期待できます。スペースもコストもリスクも最小限に抑えて、カプセルベッドでホテルのリニューアルに挑戦しませんか?
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