キャビン&カプセルホテル J-SHIP大阪難波

2019.04.09
カプセルホテル・仮眠室

施設説明

本社ビルの一部をコンバージョンし、カプセルホテルの運営へ初参戦

2018年2月、カプセルホテル発祥の地・大阪府に、新たなカプセルホテルがオープンしました。JR難波駅から徒歩1分という抜群の立地に建つ、キャビン&カプセルホテル J-SHIP大阪難波です。

ホテルを運営するのは、主に一般住宅・ビル・マンションのトータルリフォームを行う株式会社オンテックス。社の中核事業展開として位置づけた「環境関連事業」と「健康・福祉関連事業」に係わる戦略事業として、ホテル事業部を立ち上げ、2017年からホテル運営に乗り出しました。カプセルホテルは、J-SHIP大阪難波が記念すべき1号店。リフォーム会社自らが本社ビルの一部をコンバージョンしたからこそ叶う、かつてのカプセルホテルが持つ狭い・汚いといったイメージを覆す、デザイン性豊かな空間です。

和モダンなインテリアで極上のリラックス空間を演出

来館者を最初に出迎えるのは、日本の伝統的な木工技術の内装です。釘を使わずに木を組み付ける「組子」がエントランスフロアの壁を、独特の削り跡から味わいを生み出す「なぐり加工」がエレベーターホールを飾っています。そしてラウンジ前には、砂庭式枯山水。単なる「宿泊」に留まらない、和の心と安らぎを生み出すおもてなしの空間です。

カプセルベッドの並ぶ宿泊エリアは、男性フロアと女性フロアに分かれています。誤って異性のフロアに迷い込むことがないよう、フロアに足を踏み入れる前にはセキュリティを設けており、カプセルホテルが初めての女性でも安心して泊まることができます。

いずれのフロアも、部屋は2タイプ。壁で仕切られた空間にベッド・鍵付きロッカー・デスク・チェアの並ぶ個室形のデラックスキャビンと、コトブキシーティングのカプセルベッド SPACE DシリーズにJ-SHIP大阪難波ならではのデザインを施した、モデレートキャビンです。

木の温かみが空間を柔らかに仕上げた、安心安全のモデレートキャビン

カプセルホテルにおいて最も重要なのは、安全と安心。カプセルベッドとカプセルベッドが隣り合い連なって並んでいるため、火災など万が一の自体に備えることが重要です。カプセルベッドが隣から隣へと燃え広がることがないよう、コトブキシーティングでは建築基準法をクリアした不燃性のパネルを用いています。海外からの旅行客からはもちろん、日本人観光客も安心できる、高い技術で作られた安全な日本製です。

また、パネルには吸音材を用い、上下左右のベッドからの寝息や寝返りなどの動作音を、最小限に抑えます。カプセルベッドへの出入り口を開閉できるロールスクリーンは、廊下や他のベッドの明かりもしっかりと遮る遮光性を備えています。色は、男性フロアには落ち着いたネイビーを、女性フロアにはナチュラルなグリーンを採用しました。

カプセルベッド内には、サイドテーブル・ハンガーフック・手元灯・小物入れ・コンセント・USBジャックなど、必要な設備がコンパクトに整っており、一部のベッドには液晶テレビも備わっています。内装パネルは、優しく温かな白木目調。外装パネルにも、J-SHIP大阪難波のオリジナルデザインとして木目調のデザインを施し、フロア全体にぬくもりを演出しています。

フロアへの出入り口が近い角のカプセルベッドは特別価格で提供するなど、J-SHIP大阪難波ならではの取り組みも、好評。日本人が馴染みやすい和モダンのカプセルホテルは、オープン以来、多くの大阪観光客から注目を集めています。

居室データ

所在地
556-0017 大阪府大阪市浪速区湊町2-2-14 地図
施主
株式会社オンテックス
オープン
2018年2月
床数
114
関連リンク
  • キャビン&カプセルホテル J-SHIP大阪難波 webサイト