知の航海に漕ぎ出す女性を支える、最先端の教育施設
1915年の創立以来、社会に貢献できる女性の育成に寄与してきた安田女子大学に、2025年、女子大学として日本初となる理工学部が開設されました。その拠点となる2号館は、生物・情報・建築の三分野が融合する、最先端の研究・実験施設です。
建物のコンセプトは、新しい分野という大海原への挑戦を象徴する「帆船」。学問の境界を越えて知を広げ、未来へと漕ぎ出す学生の姿を重ねたこの新校舎では、理工学部の特色であるICTを活用した能動的・協働的な学びを支える教育環境が構築されました。
デバイス活用と集中を両立させる、独立脚の固定席
2106~2109教室に導入されたのは、独立脚タイプの講義用机イス
「SD-777」シリーズです。講義で各自に1台配布されるノートパソコン用に、机にコンセントボックスが完備されています。
SD-777シリーズはイスの脚部を独立させているので、隣席の振動が伝わりにくいのが特徴です。プログラミングや設計、データ解析といったシーンで、学生が高い集中力をもって臨めるよう環境を整えています。また、離席時にはイスがコンパクトに収納されるため、資料やデバイスを手にした移動もスムーズに行うことができます。
温もりを感じさせる天然木の背もたれに、チャコールのパッドを組み合わせた落ち着きあるデザインが、学生たちの主体的な探求と、穏やかな学びの時間を支えます。
専門の垣根を越え、共感をカタチにする教室
2201~2206教室に並ぶのは、柔軟なレイアウト変更を可能にするフォールディングテーブル
「FT-600D」シリーズです。
学際的な研究を目指す理工学部では、新たな価値を創造し、複雑な社会課題に挑むため、学生同士の活発なディスカッションが欠かせません。この机は、レバーひとつでキャスターが出現する独自の「リフトアップ機構」を備えており、ゼミ単位の小グループから大規模なプレゼンテーション形式まで、目的に合わせて空間を自在に再編できます。
使用時はキャスターが脚内に収納されしっかりと接地するため、精密な図面作成や模型製作に必要な安定感を確保します。さらに、空間デザインに溶け込むスマートなフォルムは、日々の講義や研究活動において、学生が専門分野を越え、共感をもって学べるような雰囲気づくりをサポートします。
施設概要
安田女子大学は、広島に根ざした女子総合大学として、8学部18学科を擁する多様な学びの場を提供しています。理工学部の誕生とともに新設された2号館は、エントランスの「水の広場」や、学生の創造性を育む「ラーニングコモンズ」など、カラフルで遊び心にあふれた施設が充実。最新のICT環境を整えた先進的なキャンパスが、専門の垣根を越えた豊かな学びを支え、次代を担う女性人材を未来へと送り出します。