イスの脚部が机の脚部と非一体の、独立脚タイプ。席の後ろをスムーズに通り抜けられるようにした、講義用の固定式の机イスです。使いやすさを追求した構造と無駄のない形状が、「機能」と「美しさ」を実現しました。
着席者がいてもラクラク通り抜けができ、振動を伝えない、独立脚仕様
大学の講義室や教室で導入が行われる固定式の講義用机イスは、イスが後ろの机の脚とセットになったタイプが多くありますが、SD-777シリーズは、イスの脚と机の脚をそれぞれに設けた、独立脚タイプです。この構造により、他の席のイスからの振動が伝わることなく、集中して授業に臨むことができます。
また独立脚タイプは、他の学生が着席している時でも、その後ろを通り抜けることができます。着席者は無理のない前傾姿勢によって、席の後方の通路スペースを空け、通行者を通すことができます。空席時はイスがコンパクトに収納されるため、余裕のある通路スペースを確保できます。
イス可動部に使用したダンパーは、収納時に速度を抑え、衝撃や音を吸収する効果があります。バネとダンパーの組み合わせで、耐久性のある機構を実現しています。
イスの素材は天然木と合成樹脂の2種類
イスは、背と座が分かれたツーピース構造。座にはフィット感の高い合成樹脂成形品を使用。背もたれは、天然木(SD-777-01シリーズ)と合成樹脂(SD-777-08シリーズ)の2種類です。
背もたれは天然木の、SD-777-01シリーズ
天然木は、教室の品格を高める一方、肌あたりは合成樹脂に比べて固く感じます。
SD-777-01シリーズは、背もたれには天然木を・座には肌あたりの柔らかな合成樹脂を用いることによって、木製家具を使いながらも、臀部にフィットする柔らかい座り心地を得ることができるようになりました。教室の正面にあたる教卓・教壇側から机イスを見渡すと、空席時は背もたれの木部がしっかりと見えます。
背もたれの高さは、従来シリーズよりも10mm高く設定し、座はカーブを増やしてホールド感を高めるなど、座り心地のブラッシュアップを図りました。身体がイスに触れる面積を広げたことで、体圧分散性に優れており、座り心地が向上しています。
また離席時には机からわずか90mmとコンパクトに収納され、通り抜けスペースがさらに拡大しました。
背もたれは合成樹脂の、SD-777-08シリーズ
合成樹脂はホワイトグレーとブラックの2色から選ぶことができます。
背の上部には手掛け穴を設け、イスを引きやすくしました。三次元カーブの形状がは、長時間の着座による疲労感を和らげます。「聞く」と「書く」、どちらの姿勢もこのカーブがしっかりとサポートします。
デザイン性を追求した机の脚部には、スタイリッシュなサイドパネルも
机の脚部は、あらかじめ電源・通信ケーブルに配慮した設計で、オプションの配線カバーを付けてもすっきりとした印象を保つことができるデザインです。スライドコンセント、USBコンセントなどを、別途ご用意しています。※価格はお問合せください
また、メタリックな輝きが印象的なサイドパネルもご用意しました。サイドパネルの有無は、お選びいただけます。校章を入れるカスタムメイドにも対応しており、特別な空間演出にも一役買います。
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