最高の臨場感と快適性を追求した次世代アリーナ
2025年10月、東京都江東区青海に「TOYOTA ARENA TOKYO」がオープンしました。メインアリーナは、「最高の臨場感」と「快適な観戦環境」の提供を目指して設計された、最大約10,000席規模を誇る待望の多目的アリーナです。
B.LEAGUEに所属するアルバルク東京の本拠地となるほか、コンサートやMICEなど、幅広いイベントに対応するエンターテインメント施設としての機能を備えています。バスケットボールファンが熱狂的な応援を展開できる、クラブとファンにとって特別な空間であると同時に、スポーツ観戦以外でも充実したホスピタリティを実現するアリーナです。
国内初、全席レザーシート※のラグジュアリーな観覧席
メインアリーナは、どの席からでも観やすく、アリーナ全体の一体感と臨場感を高める工夫が随所に凝らされています。中央には、試合中の映像や演出をダイナミックに映し出す国内アリーナ最大面積のセンターハングビジョンを設置。場内の演出に欠かせないリボンビジョンは、下層だけでなく上層にも設置された2層構造となっており、観客の臨場感を一層盛り上げる効果を生み出しています。
アリーナのもうひとつの特長が、高い快適性を誇る観覧席です。3階には、座・背もたれに高いクッション性を備えた「
Largo（ラルゴ）」が導入されました。長時間にわたる観戦でも疲労を感じにくい、快適性に優れたイスです。メッシュ張地とレザー張地の試作を座り比べた結果、アリーナのコンセプトとグレード感に合致するレザータイプが選定されました。
固定席のLargoは2種類のタイプが導入されており、2階のJAPAN AIRLINES TERRACE SUITE手前に並ぶシートは、間口が約550mmと通常より5センチ広く、ゆったりと観戦ができる特別仕様が採用されました。席番も高級感のあるゴールドで、チケット価格にふさわしいプレミアム感を演出します。
上層階となる4階には、着席時の快適性と離席時の収納性を両立した「
VISION」が並びます。Largoと同じレザーの背パッドと座カバーを装着することで、柔らかな座り心地を実現しました。
すべての客席はレザーシートでカップホルダーが標準装備されており、より気軽に観戦したい人にも高い快適性と利便性を提供し、これまでのアリーナの常識を覆しています。
さらに、特別な体験を求める空間へのこだわりも徹底されており、3F SUITEのバルコニー席には上質な素材とデザインの「VSS」シリーズが採用され、ラグジュアリーな観戦体験を演出しています。
多目的アリーナの利用効率を最大化する、移動観覧席とスタッキングチェア
アリーナフロアには、収納・展開が可能な
移動観覧席が設置されており、固定席同様、豊かな座り心地のLargoが搭載されています。この移動観覧席により、バスケットボールなどのスポーツモードから、音楽ライブやイベント向けモードへの会場転換が迅速かつスムーズに行えます。
ライブ・コンサートの会場とする際は、移動観覧席を収納し、アリーナフロアにスタッキングチェア「
Score（スコア）」を設営します。
Scoreはアリーナ専用に開発されたイスで、設営のしやすさと快適な座り心地を両立しているのが特長です。軽量かつ耐久性の高い設計により、アリーナフロアでの客席増設や撤収作業をスムーズに行うことが可能です。イスとイスをさっと連結できるギャンギング機能により、大規模な空間でも素早く美しい整列を設営することができます。またスタッキング（積み重ね）ができるため、収納スペースの効率化と施設運営の向上に大きく貢献します。
「誰でも、どの席に座っても快適で楽しめる」という次世代アリーナのトレンドを実現したTOYOTA ARENA TOKYOメインアリーナ。新しいスポーツ・エンターテインメント文化の発信拠点として、大きな期待を集めています。
※PVC（ポリ・ヴィニール・クロライド）レザーシートを導入。1万席以上の規模のアリーナにおいて国内初となる
施設概要
TOYOTA ARENA TOKYO（トヨタアリーナ東京）のメインアリーナは、B.LEAGUEに所属するアルバルク東京のホームアリーナとして新設されました。スポーツに限らず、音楽ライブやイベントに対応する最大約10,000席の多目的アリーナです。どこからでも観やすい客席設計と、「選べる観戦スタイル」に応える多様な座席構成が特長で、フロアごとに異なるコンセプトのラウンジやスイートを備えています。1階には、コートに向かう選手をガラス越しに見られる「PLAYERS LOUNGE」や、ホテルクオリティの食事を楽しめるアリーナ最上級の「TOYOTA PREMIUM LOUNGE」を新設しました。また、2階にはJALと提携した「JAPAN AIRLINES LOUNGE」や専用テラス付きの「JAPAN AIRLINES TERRACE SUITE」が設けられており、さらに3階を含む各階にも、カジュアルタイプ、貸し切り、ビュッフェ形式など、さまざまなスタイルで観戦を楽しめる多彩なラウンジが用意されています。
施設内にはメインアリーナのほか、サブアリーナや二つのパークも併設されており、人々が集い、賑わいを創出する交流拠点として日々活気を見せています。