東北学院大学 五橋キャンパス 講義棟
講義室

2023.11.29
教室

施設説明

仙台市中心部に都市型キャンパスが完成

私立大学として東北最大級の規模を誇る、東北学院大学。2023年4月、仙台市若林区に五橋キャンパスが新たに開校しました。離れた場所にあった二つのキャンパスが集約された、待望の学び舎です。
多くの学生が行きかう講義棟は、講義室以外にも、ガラス窓に面した自習ラウンジや交流ラウンジが随所に設置されています。講義の空き時間をラウンジで過ごす学生も多く、日々賑わいを見せています。
講義棟の講義室は、大学の授業で使用していない場合に限りますが、各種講演会や資格試験等の会場としても利用可能となっています。導入されている机イスの種類が多いため、用途に合わせた部屋を選ぶことができると好評です。

講義室の用途に合わせた家具を導入

7階建ての講義棟には、大小合わせて約60室の講義室があります。4、5、6階に設けられた、大人数を収容する広い講義室には、固定式の机イス「SD-777」シリーズが導入されました。机とイスがそれぞれ独立したタイプで、机イス一体型に比べ隣席からの振動が伝わりにくい構造です。
多くの人が出入りする講義室では、室内をスムーズに移動できるよう、通り抜けやしやすい通路幅が求められます。SD-777は着席している時でも、その後ろを通り抜けることができます。空席時はイスがコンパクトに収納されるため、余裕のある通路スペースを確保できます。
通気性に優れた高耐久性メッシュの座パッドにより、座り心地も快適です。幕板の裏には荷物を掛けるためのフックを付け、利便性を高めました。

3階と6階の講義室には、3人掛けのフォールディングテーブル「SD-613FF2」と、スタッキングチェア「FC-883」の組み合わせが採用されました。
SD-613FF2は、一見固定式のような安定感ですが、ワンタッチ操作でスムーズな移動と収納ができる可動式のテーブルです。天板下のリフトアップレバーを握ると脚のキャスターが出現し、テーブルの上に物を置いたまま水平移動することができます。アクティブラーニングなど、レイアウト変更が必要となる講義の際に効果を発揮し、活気ある学修スタイルをサポートします。レバーを離せばキャスターが床から離れて収納されるので、脚が床面にしっかりと固定されます。利便性と安全性にも考慮された設計です。
「FC-883」は、引きやすく持ち運びやしやすい形状と、4.1㎏という軽さが魅力のイスです。コンパクトなサイズながら座の間口が広く、深くゆったりと座ることができます。聴く・書く姿勢両方に適したデザインで、学生の集中力を促します。
SD-613FF2とFC-883は、どちらもコンパクトに収納ができるため、スムーズなレイアウト変更や講義室を平土間として使用する際にとても便利な製品です。
6階と7階にある比較的小規模な講義室には、1人用の机「SD-265」とスタッキングチェア「FC-883」の組み合わせが並びます。机イス共に移動がしやすい軽量タイプで、講義内容に合わせたレイアウトが可能です。
3階のパソコンが設置された講義室にも、コトブキシーティングのスタッキングチェア「FC-390」が選ばれました。脚先にはキャスターが付いているので、座ったまま簡単に個人の好みの位置にイスを設定できます。使用しない場合は、水平スタッキングをしての移動も簡単です。
各講義室に配置された机イスのカラーは、モノトーンが選ばれました。都市型キャンパスらしい新しい校舎のデザインに合わせた、スタイリッシュな配色です。

講義の形態に合わせた大小の講義室には、それぞれ異なる特徴を持つ机イスが納入されました。学生だけの利用に留まらず、研究発表や公開講座を開催し、地域に開かれたキャンパスとして親しまれています。

施設概要

東北学院大学は、創立136年の歴史と伝統を持ち、人文・社会・自然科学の学問領域を網羅する総合大学です。2023年4月、これまで分散されていた泉キャンパスと多賀城キャンパスを都心部に集約した五橋キャンパスが新設されました。新たに4学部5学科が開設され、東北学院大学の象徴となる土樋キャンパスと共に、「ワンキャンパス」として新たな教育、研究の場へ進化します。
五橋キャンパスは、四棟の建物が繋がる文理融合型キャンパスです。シュネーダー記念館・講義棟・押川記念館・研究棟を、渡り廊下「TGUリング」で繋ぐことで、学生のコミュニケーションの輪を広げる回遊導線を作り出す構造となっています。学部を超えた学生同士の対話や、交流の場としての効果が期待されています。

居室データ

所在地
984-8588 宮城県仙台市若林区清水小路3-1 地図
施主
学校法人東北学院
オープン
2023年4月
席数
5,875
関連リンク
東北学院大学 五橋キャンパス特設サイト