ダックテールシートに息づく「坐禅」の作法
バランスよく荷重を分散し、広範囲をサポート
特別で上質なディテールのデザイン
納入事例
アヒル(ダック)の尾(テール)を連想させる、座面後方を持ち上げた形状のシートは、坐禅の際に使用する骨盤を起こす道具「坐蒲(ざふ)」から着想を得ました。 これを具現化するため、クッションの形状や張りの検証、座の強度・耐久試験(ヨーロッパ基準 EN12727 採用)を実施し開発したのが、座の機能性を高めたダックテールシートです。 特徴的なシート後部の凸部が、背と座のクッションの連続性を生み出し、一体感を高めるとともに、腰部をしっかりサポートして快適な座り心地を提供します。
ダックテールシートは、着席者の腰の下部をしっかりとサポートするだけでなく、背座と身体との密着面積を増やして体圧を分散させ、長時間の着座による疲労を軽減します。 着座時、座には身体の7割程度の体圧がかかります。そのため、へたりを考慮した比重の高いウレタンを採用し、機能性をアップさせました。
圧力分布測定器により体圧分布を測定し、特徴的な座の形状の荷重分散を確認したところ、坐骨中心にバランスよく荷重が分散されるだけでなく、臀部後方から腰にかけて、さらに広範囲をサポートしていることが判りました。
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