医誠会国際総合病院
当直室

2026.06.04
医療・福祉施設仮眠室・当直室

施設説明

医療の最前線を支える、やさしい休息空間

2023年10月、大阪市北区に移転した医誠会国際総合病院は、大阪市内で急性期診療を担っていた医療法人医誠会グループの2病院、東淀川区の医誠会病院と城東区の城東中央病院が統合・合併して設立されました。従来の「病院」の枠を超え、医療機能に加えてカフェやメディカルフィットネス、保育所などを備えた開かれた空間を提供し、患者さんや地域、そして医療従事者にやさしく寄り添っています。24時間体制の高度急性期医療を支える中で、医療従事者の負担軽減と働き方改善の一環として、当直室の環境整備も進められました。

深い休息をかなえるカプセルベッド

医療従事者にとって欠かせないのは「休息の質」です。救急医療の現場では昼夜を問わず対応が求められるため、短時間でも深く休める環境が、その後の集中力や判断力に大きく影響します。こうした環境を整えるため、コトブキシーティングのショールームで実物を体験したうえで、カプセルベッド「SPACE D」シリーズの導入が決定しました。カプセルベッドはアルミパネルのシンプルでスタイリッシュなデザインです。出入り口は、横から入るサイドオープンタイプと、上段と下段で向きを反対にした個室型タイプを組み合わせ、計50床を設置しました。個室型タイプは上下段で異なる向きにカプセルベッドの出入り口を設けることによって、利用者が顔を合わせずに出入りできる設計です。限られたスペースをプライバシーに配慮しつつ効率的に配置しています。遮音性のあるパネル、調光式照明、手元灯、小物入れやUSB・コンセントなどを備え、短時間でも安心して深く休める環境を実現しました。

働く人を整えることが、医療の質を高める

当直室は、現場の運用に合わせ、居室内の手前を男性、奥を女性とゾーニング。さらに各ベッドにカーテンを設けることで、同一空間でありながら高いプライバシー性を確保しています。導入後は、短時間でも深く休息でき、周囲の音や目を気にせずリラックスできる環境が整いました。これにより医療従事者の体調や集中力の維持が促され、現場の安定したパフォーマンスを支えるとともに、医療サービスの質向上にもつながります。働き方改革や医療DXが進む中、こうした“休息のインフラ”の重要性はますます高まっています。省スペースと快適性を両立させた新しい仮眠環境として、カプセルベッドの導入は全国の医療機関へと広がりつつあります。

施設説明

医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、医療・介護施設を展開しています。医誠会国際総合病院は40以上の診療科と約560床を有する大規模病院で、低侵襲治療や先進医療、医療DXの推進にも取り組んでいます。24時間365日の救急体制のもと、各診療科が連携し、安心で質の高い医療を提供し、JCI(国際的医療評価)および外国人患者受入れ制度(JMIP)の認証も取得。地域に開かれ、スタッフと患者さんの両方に寄り添う先進的な病院です。

居室データ

所在地
530-0052 大阪府大阪市北区南扇町4-14 地図
施主
医療法人 医誠会、一般財団法人ホロニクス医学健康振興財団
オープン
2023年10月
床数
20
関連リンク
医誠会国際総合病院 WEBサイト