福岡市民ホール
中ホール

2026.02.02
劇場・コンサートホール

施設説明

福岡市民待望の新施設、三種のホールで地域の文化芸術活動を支援

2025年3月、福岡市民ホールがオープンしました。「市民文化の殿堂」として市民に長年愛されながらも、老朽化によってその歴史に幕を閉じた福岡市民会館の後を継ぐ、次世代の芸術文化の交流拠点です。建設は、民間事業者による「設計・施設建設~所有権移転~維持・管理・運営」を一気通貫で行うPFI-BTO方式によって進められました。隣接する須崎公園との一体的な整備が実現し、広大な新エリアへの進化が注目を集めています。
旧会館にあったホールは二つでしたが、福岡市民ホールには大中小の三つのホールが並びます。その中で、学生や文化団体など市民の文化芸術活動でも利用しやすい規模として注目を集めているのが、約800席の中ホールです。赤色の座席で華々しく客席を彩った大ホールとは趣向を変えた、シックで落ち着きのある空間です。

実績ある定番の劇場イスの導入による、快適な座り心地

客席に並ぶのは、コトブキシーティングの劇場・ホールイスのラインナップの中でも、全国で多くの実績を持つ「Cadenza カデンツァ」TS-71シリーズです。着席者の背中に沿う三次元カーブの背もたれと、型崩れに強い高密度のモールドウレタンの詰まった座のクッションで、長時間の鑑賞中も快適な姿勢をサポート。座の内部には、体圧を均等に分散する波形スプリングが内蔵されており、適度な反発力のある底付き感のない座り心地を提供します。
チャコールの張地と明るいナチュラルカラーの木部の組合せは、ホール内壁やカーペットなどのインテリアの色にもぴったりと調和しました。

直線状の配置で創り上げた客席空間、移動席や背倒れ席、多目的室も

座席は直線状に並んでおり、バルコニー席を含む2階席は舞台と1階席を囲むような多角形配置です。1階席中央の横通路から後ろの席と2階席には、階段状にしっかりと勾配をつけることで、舞台から各席までの距離を近づけました。見やすさにもこだわり、1階席の前半分と2階席中央ブロックには、前後で半分ずつ座席の位置をずらす千鳥配置を取り入れています。
1階席の前方と左右端には148席の移動席を、後方には10席の背倒れ席を導入しました。演目に応じて座席を取り外したり、音響のためのPA卓を設置したりが可能です。車イススペースは、1階中央を横断する大きな通路に面した両サイドの扉付近に2席ずつ、バルコニー席の両サイドの扉付近に1席ずつ用意されています。
2階席の後ろには、小さな子どもを含む家族連れなどが気兼ねなく鑑賞できるよう、防音の多目的室も完備。ソファタイプの席を5席、客席と同じ仕様のイスを5席導入しました。

施設概要

福岡市民ホールは、2025年3月、1963年の開館以来市民に親しまれてきた福岡市民会館の後継施設として誕生しました。ガラスを多用した円形の外観が印象的で、隣接する須崎公園の緑と連動しながら街とふれあい、文化と憩いが調和する新たなランドマークとして、市民に親しまれています。約2,000席の大ホール、約800席の中ホール、仮設約150席の小ホール、リハーサル室、練習室、キッズスペースや授乳室など、市民に嬉しい充実した居室が揃いました。

居室データ

所在地
810-0001 福岡県福岡市中央区天神5-2-2 地図
施主
福岡市
設計
梓設計・俊設計・戸田芳樹風景計画 共同企業体
オープン
2025年3月
席数
815
(車イススペース6席、多目的室10席を含む)
関連リンク
福岡市民ホール WEBサイト