日本で最もピッチに近い臨場感あふれるスタジアム
PEACE STADIUM Connected by SoftBankは、ジャパネットホールディングスの一大プロジェクトとして竣工された大型複合施設・長崎スタジアムシティの中心施設となるスタジアムです。
スタジアムは従来にはない観戦体験を提供するため、全席にドリンクホルダーを付けたり、大型ビジョンを対角線上に2面設置してどの座席からも見やすいようにするなど、ホスピタリティを追求。全席屋根で覆われているので、悪天候でも雨に濡れる心配がなく、快適に観戦できます。
また、長崎県を本拠地とするサッカークラブ「V・ファーレン長崎」の新ホームスタジアムでもあり、ピッチまで最短約5mという距離は日本で最も短く、全方向から観戦を楽しめる画期的なスタジアムとして注目を集めています。
スタジアム導入初のプレミアムシート「パラゴン」シリーズ
スポーツエンターテインメント施設の豊富な納入実績や、一般席からVIP席まで対応する多彩な製品ラインアップ、さらに緊急時の万全なメンテナンス体制が評価されて、「安全・安心・快適な観戦環境を共に作り上げる」イス専門メーカーであるとして、コトブキシーティングのイスが選ばれました。
VIP席と選手席に採用されたスタジアムシート「Paragon 755」は、個性的なデザインと豊かなクッション性を兼ね備えたプレミアムシートです。高品質低反発素材のウレタンフォームとリッチなビニールレザーによりしなやかなで快適な座り心地を実現しています。また、600mmのゆったりとした座席幅とハリのあるマットな質感がプレミアム感を演出しています。
背もたれの幅には十分なゆとりがあり、両側にはクッション付きの肘掛けにドリンクホルダーを装備するなど、VIP席にふさわしいリッチな仕様になっています。
Paragon 755はこれまで世界各国の映画館のプレミアム席で使用されてきましたが、日本のスタジアムに採用されるのは初めてです。PEACE STADIUM Connected by SoftBankでしか体験できないプレミアム感の演出に貢献しています。
また、同じParagon755を採用したプレイヤーズスイートシートは、選手ベンチのすぐ隣に設置されています。選手と同じイス、目線で試合を楽しめるところが大きな特徴で、ベンチの動きもダイレクトに感じ取れるため、臨場感あふれる観戦を楽しめます。
細かくグレード分けされた一般席
一般席は座席によって細かくグレード分けされており、エリアによってイスの特徴が異なる仕様になっています。
一般席、スカイシート、記者席などに導入されたイスは、
BLM-8000シリーズです。空席時はイスの奥行が250mmと究極のコンパクトサイズを実現。通路スペースを広く取ることができるので、スムーズな通リ抜けが可能となっています。
一方で、着席時の背もたれと座面は広く設計されているため、観客の体にしっかりフィットします。大きくラウンドした形状が体を包み込み、着席時の快適性をキープします。
屋外のスタジアムは季節によってかなり気温が下がりますが、低温時の衝撃特性に優れた高密度ポリエチレンをブロー成形したBLM-8000シリーズなら高い安全性を確保できます。
さらに、肘掛けや背もたれ・座面のパッド、サイドテーブル付きなどエリアごとにさまざまなイスの種類を設置して、エリアの差別化を図っています。
特別席・貴賓席にも使われるハイグレード席を設置
一般エリアのなかには、ハイグレード席として約2,000席もの
スタジアムシート「オルウィ」シリーズを採用しています。
「オルウィ」シリーズは全天候型のクッション付きスタジアムシートで、VIP席や特別席、貴賓席などにも多く採用されている人気の高い製品です。
人間工学に基づいて設計された三次元形状の背もたれが体をしっかり受け止めてくれるので、長時間観戦していても疲れにくく、イスの背・座の両方にウレタンを用いることで、知長時間のイベントでも快適な座り心地です。
ネイビーからアクアへのグラデーション配置
座席の色は、ネイビー、ブルー、アクアの3色でグラデーションする鮮やかなシートデザインを採用しています。
上から見ると濃青地に薄青色で「PEACE」「WELCOME」などの文字が浮かび上がるレイアウトになっており、日本初のスタジアム上空を滑空できるジップラインの利用者にも楽しんでもらえる遊び心満載のスタジアムとなっています。
施設概要
PEACE STADIUM Connected by SoftBankは、バスケットボールや音楽イベントなどを楽しめるHAPPINESS ARENA、買い物や温泉を楽しめるSTADIUM CITY SOUTHなどの施設を複合した長崎スタジアムシティの目玉となる施設です。また、日本初のスタジアムビューホテルがシティ内に建設されており、客室からスタジアムを臨めるなど、世界でも類を見ない一体感のあるサービスを提供しています。
株式会社ジャパネットホールディングスは、長崎出身の会社であり、良いモノを「見つけて・磨いて・伝える」という理念の下、通信販売事業に並ぶ二つ目の柱としてスポーツや地域創生事業に取り組んでいます。
また、三菱重工長崎造船所幸町工場の再編に伴う跡地の活用事業者の応募で選定されたことがきっかけで、独自のスタジアムを創ることになりました。
長崎の中心地に画期的なスタジアムを建設することで地域の魅力発信と活性化に大きく貢献しています。