ボートレース福岡
東スタンド

2024.12.10
スポーツ・エンタテインメント施設公営競技施設
指定席
レディースシート
ペアシート
たたみシート
自由席
ロイヤル席
ロイヤル席
グループボックス
一般席
指定席
レディースシート
ペアシート
たたみシート
自由席
ロイヤル席
ロイヤル席
グループボックス
一般席

施設説明

ボートレース福岡の東スタンドを明るく開放的にリニューアル

竣工から30年が経過したボートレース福岡の東スタンドは、2020年8月、全面改修を経てリニューアルオープンしました。1階から4階まで明るく開放的な空間に生まれ変わり、多彩なシートで幅広い客層の誘致を図っています。
コトブキシーティングは各シートの製作をはじめ、車イス席のテーブルやスタンディング用のハイカウンター、灰皿スタンド等の備品も手掛け、観客席全体をコーディネートしました。

1・2階は観覧席定番のBLMシートを採用

1階の一般席には、BLM-1510が234席並びます。イエローの中にオレンジのアクセントを効かせたビビットでポップな観覧席です。コンパクトサイズのイスですが、1席1席の間隔にゆとりがあり、リラックスして観戦することができます。
2階の自由席は、945席。ネイビー・オフホワイト・アクアの3色で彩ったBLM-8020が、東スタンドの2階一面に整然と並ぶ様は、ガラス越しに見える水面と調和し、空間全体を爽やかに美しく仕上げています。空席時には、座が跳ね上がり奥行250ミリメートルとスリムに納まるため、総席数の多い観覧席でもスムーズな通行・通り抜けを可能にします。

3階にはバラエティ豊かなシートを配置

3階には306席の指定席とレディースシート、ペアシート、グループ席があります。リニューアルによって、全ての席に個別モニターが設置されました。
指定席・レディースシート・ペアシートは、机とパーテーションによって席が区切られており、没入感が楽しめます。指定席とレディースシートのイスは、人間工学に沿った三次元の形状の背もたれが、長時間の観戦でも快適な座り心地を提供するVSS-031。ペアシートは、二人並んでゆったりと座れるソファタイプです。いずれの席も、背座のクッションはつやのあるビニールレザーで包まれており、ワンランク上の席であることが一目でわかります。指定席には落ち着いたネイビーのレザーを、女性専用のレディースシートには華やかなレッドのレザーを、ペアシートにはシックなピーコックブルーを採用しました。
東スタンドの1番奥に位置するグループ席は、イスとソファのあるボックス型のエリアと、畳エリアに分かれています。靴を脱いでくつろげる畳エリアは、気軽に楽しめる親しみやすい空間として人気を集めています。

4階のロイヤルルームは最もグレードの高い特別なエリア

4階にあるのは、東スタンドの中でも最も高級なロイヤルルームです。改修にあたっては、空間全体をダークトーンで統一し、「ロイヤル」にふさわしい落ち着いたゆとりある空間づくりを目指しました。たっぷりとしたクッションを上質なレザーで包み込んだシートは、体をゆったり預けることができるリクライニング式です。高い背もたれが着席した体を包み込み、豊かな座り心地を生み出します。
同じフロアの記者席は、白いレザーのソファ席を採用し、リニューアル前より大きくグレードアップしました。

施設概要

ボートレース福岡は、福岡競艇場として1953年に開場。福岡市の中心繁華街である天神から徒歩約10分と抜群の立地を誇り、市民をはじめ多くの観客で賑わう都市型ボートレース場です。近年は「安心して遊べる存在感あるエンターテインメント施設」を目指し、2003年に現在の中央スタンドを、2005年に芝生広場を設け、福岡のアミューズメントスポットとしての機能を整えています。

居室データ

所在地
810-0071 福岡県福岡市中央区那の津1-7-5 地図
施主
福岡市
設計
株式会社山下設計
リニューアル
2020年8月
観覧席数
1,537
関連リンク
ボートレース福岡 WEBサイト