OPEN HOUSE ARENA OTA
メインアリーナ

2024.01.16
ドーム・アリーナ・体育館(屋内)

施設説明

太田市の魅力を高める地域共創型アリーナが誕生

2023年4月、群馬県太田市の新たなランドマークとして期待される「OPEN HOUSE ARENA OTA」がオープンしました。地域の住民たちが集い新しいコミュニティが育まれる場所を目指し、スポーツ・行政・民間が三位一体となって創り上げた地域共創型のアリーナです。
メインアリーナの収容人数は、日本プロバスケットボールリーグのチームである群馬クレインサンダーズのホームタウンアリーナとしても活用されることも踏まえ、B.LEAGUEの基準を満たす5,000席。人口22万人の太田市に適したコンパクトなサイズですが、その内部には、日本最高レベルの観戦環境を創り出す仕掛けがいくつも詰まっています。その一つが、どの席からも迫力ある試合を楽しめる観客席です。

会場全体に一体感を創り出す観客席

センターコートをぐるりと囲んですり鉢状に配置された観客席には、3種類のイスが並びます。最もコートに近い席は、クッション性の高いコートサイド専用の折りたたみイス。通路を挟んだその後ろには、スポーツやイベントを楽しむアリーナには欠かせない移動観覧席が並びます。
移動観覧席のメリットは、必要な時にだけ階段状の観客席を創り出せること、不要な時にはコンパクトに収納できること、階段状のため後方の席からも観やすいこと、長時間の観戦でも快適に過ごせるイスを設けられることなど多く挙げられますが、設営効果はそれだけに留まりません。階段状の移動観覧席は、1階の最前列から上層階の最後列まで一続きとなった客席を創出でき、会場全体に一体感を生み出すことができるのです。5,000人の観客がコートで繰り広げられる試合展開に夢中になり、一喜一憂して歓声を上げる。そういった絆を作り出すために、移動観覧席は欠かせません。
移動観覧席に搭載したのは、広い背座で身体をゆったりと支えるLuxシリーズのイス。背もたれの上端は、床から870mmと高めのため、背中の上部までしっかりとサポートします。
移動観覧席を上った先に並ぶのは固定席。イスは、空席時のスリムさが特徴のBLM-8000シリーズです。座席の前後ピッチ850mmに対して570mmの通路を確保でき、スムーズな通行が可能です。

特別感あふれるVIPエリア

アリーナ内を取り囲むリボンビジョンの上には、7室のVIPルームとスイートラウンジが設けられました。
VIPルーム内には、ソファやテーブルセットが置かれた個室の先に、バルコニー席があります。イスは、背もたれにも座にもたっぷりとクッションを施したラグジュアリータイプ。ゆったりと身体を預け、他のゲストと共にアリーナの雰囲気を楽しみながら贅沢なひとときを過ごすことができます。
VIPルームの横には、スイートラウンジが設けられました。歓談や食事をしっかりと楽しめるテーブルセット、試合を見ながらカジュアルに楽しめるカウンター席のほか、VIPルームと同じラグジュアリータイプのイスも24席設置され、思い思いの場所やスタイルで過ごすことができます。

施設概要

OPEN HOUSE ARENA OTAは、群馬県太田市の新たなシンボルとして建てられました。建設費の一部には、B.LEAGUEチーム「群馬クレインサンダーズ」のオーナー企業でもある株式会社オープンハウスからの、太田市への地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用。チーム、行政、企業が三位一体となった地域課題の解決に向けての取り組みとして、注目の施設です。
5,000人が収容できるアリーナ内には、日本最大級の可動式センタービジョンや世界最高峰のサウンドシステム、コートが浮かび上がる劇場型ライティングなど、迫力あふれる試合を楽しめる仕掛けがいくつも施されました。誰もがエンターテインメントとしてのバスケットボールを楽しめる、最先端のアリーナの誕生です。

居室データ

所在地
373-0817 群馬県太田市飯塚町1059-1 地図
施主
太田市
設計
株式会社梓設計
オープン
2023年4月
席数
4,898
※移動観覧席、固定席、VIP固定席の総数
撮影協力
群馬クレインサンダーズ
関連リンク
OPEN HOUSE ARENA OTA WEBサイト