純真学園大学 Medical Learning Center
さくらホール

2023.10.05
教室

施設説明

さまざまな催しで利用される「さくらホール」

2019年8月にオープンした、純真学園大学のMedical Learning Center。2階には「さくらホール」と呼ばれる大講義室があります。4学科合同の講義にも使用できる396席のさくらホールは、純真学園大学の特色でもあるインタープロフェッショナル(多職種連携)教育を具現化した講義室です。
通常の講義以外でも利用されるため、ホールの前にはゆとりあるホワイエ空間が用意されています。来訪者に寛いでもらえるよう、動きのあるデザインのソファを設置。ガラス壁面の前には植栽を置き、心休まる空間に仕立てました。

座り心地と使いやすさを重視した家具

さくらホールは、縦に長い長方形の空間です。平床部分を広く確保することで、家具のレイアウトを変更したり、全て収納して平土間空間を作り出したりと、幅広い活用ができるように設計されています。
導入する家具に求められたのは、「学生の集中力をサポートする座り心地」と「シーンによってレイアウト変更のしやすい使い心地」です。そのふたつを兼ね備えた製品として選ばれたのが、講義用フォールディングテーブルSD-611FFシリーズCON-PALLEシリーズのスタッキングチェアFC-882です。
SD-611FFシリーズの特長は、レイアウト変更や収納時の動かしやすさ、抜群の安定感です。
可動式のテーブルはキャスター部分にロックボタンがついていることが多いですが、SD-611FFシリーズは天板下のレバー操作でキャスターのロックや解除ができます。立ったまま手元で操作できるため、立ったり屈んだりする手間が少なく、スピーディーな場面転換ができます。
机上に荷物を置いたままテーブルを動かせる機構を兼ね備えており、講義中のレイアウト変更や微調整もスムーズ。当初は5人掛けのテーブルを設置する計画でしたが、自席へのアクセスのしやすさや、試験時のレイアウト対応を考慮して、全て3人掛けに統一しました。後方の段床部分には、固定式のテーブルを設置しています。
スタッキングチェアは、従来の講義イスよりも一回りコンパクトなCON-PALLEシリーズです。テーブルとの距離やイス同士の間隔を少しでも広く確保することによって、身体が挟まったり引っかかったりすることなく、スムーズに離着席ができます。背と座の設計により「聞く」「書く」姿勢をしっかりとサポートし、コンパクトさを感じさせない安定感のある座り心地を実現しました。座は、ウレタンと通気性や保温性に優れた張地を用いて、クッション性を持たせています。

このフォールディングテーブルとスタッキングチェアは、他の講義室やラーニングコモンズにも採用されました。同じデザインの家具を使うことによって、各講義室の人数の増減にもスムーズに対応できます。

施設概要

医師である福田昌子氏によって創設された純真学園(前身:学校法人純真女子学園)は、私学としては日本で最初の高等学校衛生看護科を設置した、医療系の人材育成に特化した専科大学です。
2019年8月、さらなる教育の充実を図るため「Medical Learning Center」が竣工しました。最新の設備を取り入れた講義室・実習室を設け、時代の要請にこたえた優れた医療技術者の育成に尽力しています。

インタビュー

居室データ

所在地
815-8510 福岡県福岡市南区筑紫丘1-1-1 地図
施主
学校法人純真学園
設計
清水建設株式会社
オープン
2019年8月
席数
396
関連リンク
純真学園大学 WEBサイト

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