東京医科大学病院
会議室A・B

2019.12.10
学校教室その他施設

施設説明

新しい東京医科大学病院の会議室に求められた、洗練されたデザインと機能性

2019年7月、東京医科大学の西新宿キャンパスに地上20階地下2階建ての新病院が開院しました。東京医科大学の本院として全面建替した建物の設計コンセプトは「患者ファーストの病院づくり」。「やさしく」・「やわらかく」包み込むようなホスピタリティ溢れる治療・療養空間を統一的に実現しています。

臨床講堂と一体での利用もできる会議室

新病院9階、みどりの庭園が見えるホワイエを通り抜けると臨床講堂があり、その隣には臨床講堂と一体での利用もできる会議室が設けられました。コトブキシーティングは会議室へ、フォールディングテーブル FT-603Dスタッキングチェア FC-304Dを納入しました。テーブルは、隣にある臨床講堂と同タイプです。

会議室は、病院関係者だけでなく外部からの来訪客の利用も想定されており、洗練されたデザインが求められていました。また、スクール配置からロの字配置まで様々なレイアウトに素早く対応できるよう、機能性も重要なポイントでした。

シンプルでスマートなフォールディングテーブルは、機能性も抜群

フォールディングテーブルFT-603Dは、従来のコトブキシーティングのフォールディングテーブルに比べ、シンプルでスマートなデザインが特長です。天板を支える脚部が脚ベース部へと一筆書きのように滑らかに繋がっていることで、すっきりと洗練された印象を演出。また、脚ベースの低さが足元の空間にゆとりを生み、席へ着く時に足をひっかけるなどの不慮の事故を防ぎます。

一見すると、テーブルの脚先が床に固定されているかのようですが、天板下のリフトアップレバーを握ると脚内部からキャスターが出現し、簡単に動かすことが可能です。キャスターはリフトアップレバーを握っている時のみ使えるため、通常のキャスターテーブルで心配されがちな、キャスターのロックを掛け忘れて筆記中にテーブルが動いてしまう等の心配がありません。

テーブルの上に荷物を置いたまま、会議の途中にさっとレイアウトを変えることもできます。また、水平に重ねて部屋の隅に寄せたい時などは、天板を倒すことで、リフトアップレバーを使わなくてもキャスターが自動的に出現します。

いずれのシーンでも、ワンタッチで操作が簡潔するため、誰にでも使いやすいテーブルです。

空間に花を添える、スクールカラー近似色のスタッキングチェア

スタッキングチェア FC-304Dは、広く大きな曲線を描いた合成樹脂の背と座が着席者の身体をしっかりと支え、安定感ある座り心地を提供します。ループ状の脚部が床にしっかりと接地するため、ぐらつきもありません。

丈夫ながらも重量は4.2kgとコトブキシーティングのスタッキングチェアの中でも最軽量クラス。背もたれの下部には手掛け穴もついているため、持ち運ぶのも簡単です。

色は、スクールカラーの「臙脂色」の近似色であるピンク。白とグレー、ナチュラルな木の質感のインテリアの中に、華やかさと伝統を生み出しています。

居室データ

所在地
160-0023 東京都新宿区西新宿6-7-1 地図
施主
学校法人東京医科大学
オープン
2019年7月
席数
84
※会議室2室の総数
設計・施工
株式会社大林組
関連リンク
  • 東京医科大学病院 webサイト