2016年1月より、同年12月に迎える創立80周年に向けた、東京ドームのリニューアルがスタートしました。1988年開業以来、初めて行われる大規模な改修工事です。約3年間に亘って実施予定のプロジェクトの先陣を切ったのは、約4万人分の観覧席改修です。 コトブキシーティングでは、内野一般席及びダイヤモンドボックス・チャンピオンシート(巨人戦での名称)を納入しました。 一般席は、背もたれと座面に、ニット素材が使用されたパッドを装着。イスの背に施したデザインによって、膝前スペースを約1.5倍に広げました。背中のサポート力を高めるため背もたれを高くし、体がしっかりと支えられることで座り心地が向上しています。 ダイヤモンドボックス、チャンピオンシートは、1階スタンドのバックネット裏上方に設けられました。選手との距離が近く、ドーム全体を見渡すことができるダイヤモンドボックスは、開業時から記者席として使用されてきた場所です。エリアの中央にダイヤモンドボックスを、前方と両サイドにチャンピオンシートを配置。どちらも黒のレザークロスが張られた豪華な仕様で、さりげなく彩りを添えたオレンジ色のステッチが印象的です。1席ごとにコンセントも装備。端末機器の充電ができるため、写真撮影時に電池切れとなる心配もありません。 野球や音楽ライブをはじめとしたイベントを最大限に楽しむことができる、至高の環境が整えられました。
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