帝京大学 八王子キャンパス SORATIO SQUARE(ソラティオスクエア)
500人講堂(小ホール)

2021.10.28
学校講堂・多目的ホール

施設説明

幅広く活用される小ホール

八王子キャンパスでは2016年に創立50周年を迎えるにあたり、大規模なキャンパスの再整備がおこなわれました。低層棟と高層棟からなる新校舎「SORATIO SQUARE(ソラティオスクエア)高層棟の地下に500人を収容できる小ホールがつくられました。
小ホールには5人掛けを基本とする座席がブロックごとに18列並んでいます。縦横の通路にはゆとりがあり、使いやすく、最後列の席からもステージまでがほどよい距離で、授業や発表に集中しやすくなっています。学科の合同授業や学習成果の発表会などに活用されており、学生が壇上に立つこともあります。他にも学園祭では部活動の発表の場としてパフォーマンスを行うのに使用するほか、映画の試写会が開かれるなど、幅広く活用されています。

授業で活躍する背テーブル付きのイス

ホールのイスは背にテーブルを取り付けたデザインです。授業や講演会で活用しやすいように、1人分の間口は580mmあり、筆記姿勢をとりやすいスペースが確保されています。テーブルは収納式ながらA3サイズの用紙が置ける十分な広さがあり、必要な時にだけ引き出して使うことができます。背テーブルはカバー付きで、背板と同様に木目で仕上げた木製のカバーにより、背板と一体化。イスは木質を基調としており、背板・座板ばかりではなく、肘掛けや脚の側化粧板にも使用されており、ハイグレードな仕様です。
背にはクッション性豊かなパッドが装着され、座は独自の波形スプリングにより、しっかりと体を支えます。聴講姿勢で背にもたれた際にも、テーブルを使って筆記する場合にも快適な座り心地です。
イスのクッションにはブルーとグリーンの2色の布地が使われました。明るい色の木質による内装やイスの木部などと相まって爽やかさが際立ち、活気ある学生たちの学びの様子が想像できるような明るいホールを創出しています。

施設概要

帝京大学は1966年の開学以来、時代の変遷ごとに学び舎としての可能性を広げてきた総合大学です。板橋、八王子、宇都宮、福岡、霞が関の5つのキャンパスがあります。八王子キャンパスには、大学院・短期大学や小学校・幼稚園なども設置されています。創立50周年を迎えるにあたり行われた、大規模なキャンパスの再整備により、低層棟(地上6階)と高層棟(地上22階・地下2階)からなる新校舎棟SORATIO SQUARE(ソラティオスクエア)が誕生し、帝京大学のシンボルのひとつになっています。SORATIOとは、果てしない大空、宇宙のように無限に広がる空間を表す「SORA(宙)」と、ラテン語で「理性」を意味する「RATIO」を組合せた造語。学生一人ひとりの可能性が無限に広がっていく様を表現しており、高層部・低層部から成る建物群をSQUARE(広場)として捉え、「SORATIO SQUARE」と名付けられました。授業でも使用される小ホールは高層棟にあります。また、新校舎は設備の充実したアクティブラーニング施設、PCステーション、少人数でのグループ学習室、プレゼンテーションスペースなど、学生の主体的な学習をサポートする工夫された学修環境が整備されているほかに、地域の方も利用できる博物館があります。

居室データ

所在地
192-0395 東京都八王子市大塚359 地図
施主
学校法人帝京大学
設計
株式会社NTTファシリティーズ
竣工
2015年5月
席数
504
関連リンク
帝京大学 八王子キャンパス WEBサイト