多様性を尊重し、学び合う教育を推進する愛知学院大学
愛知学院大学の名城公園キャンパスは、学生と社会、地域と未来、経済と文化のさまざまなものを結び、中部圏に新たな活性を生み出す「クロスオーバー型キャンパス」として進化し続けています。
その取り組みの一環として、2020年4月、日進キャンパスから法学部が移転するのにあわせて、教室棟「アリスタワー」が竣工しました。
出入りのスムーズな機能はそのままに、ナチュラルな印象をプラス
アリスタワーには
SD-777シリーズが納入されました。過去、キャンパス内の別のホールに納入した実績のある製品です。SD-777シリーズは、着席時に身体を机側に寄せることで、後ろの通路スペースが広く確保できる構造になっています。立ち上がることなく背後の通り抜けができるため、講義の際、遅れて席に着く学生がいても席への出入りがスムーズです。
イスは落ち着いたダークトーンの背と座のパットに、ナチュラルな天然木の背板を組み合わせました。美しい木目が活きた背裏は、見る角度によって全く違う印象をつくりだしています。窓越しの豊かな緑の環境と調和する、シンプルながら温もりのあるデザインに仕上がりました。
「機能」と「美しさ」を両立した机・イス
各教室に並ぶ
SD-777シリーズのイスは、脚と机の脚をそれぞれに設けた独立脚仕様です。隣からの振動が伝わることなく、学生ひとりひとりが授業に集中しやすい環境を生み出します。強度と弾力、耐久性に優れているのも、独立脚の特徴です。
机の脚部は、電源・ケーブルが見えない一体型タイプで、机だけでなく教室全体をすっきりとした印象に見せています。イスの背もたれは、背骨のS字ラインに沿い、座面の奥がせり上がった「ダックテール」と呼ばれる形状を使用。この形が、安定感ある座り心地を実現しています。
実践的な法学を学ぶ「模擬法廷」や、90~200席の大教室を備えたアリスタワー。「ビジネス」と「法」の多角的な視点から、現代社会と向き合う教育・地域貢献を推進する拠点として、多目的な活用が期待されています。
施設概要
愛知学院大学のアリスタワーは、1階・2階には学生が自習などに使える「アカデミックコモンズ」、高層階には目的に応じて自由に動かせる座席が設置された「アクティブラーニング教室」を備えています。多様な学習スタイルに対応が可能で、学生が主体的に学び、高めあえる学修環境が充実しています。