駿河台大学
体育館

2021.08.17
学校体育館・アリーナ

施設説明

※2023年5月より、ディバイダ―はディバイディングカーテン(愛称:SIKIRUTO)に変更しております。
 ここでは、記事公開時の呼称をそのまま使用しております。

新たな学部の誕生を機に設備を充実させた駿河台大学の体育館

体育会系の部活動が盛んな駿河台大学。広大なキャンパス内には、陸上競技場や野球場をはじめとしたさまざまな専用グラウンドや、トレーニングセンターなどの各種施設が併設されています。
2020年4月、新たな学部「スポーツ科学部」の誕生を機に、体育館に新たな設備を設けました。体育館を二つの空間に仕切る電動間仕切り「ディバイダー」と、ステージ側の壁面に設置した大型モニターです。

集中できる空間と教場数の確保を実現した電動間仕切り「ディバイダー」

異なる目的で体育館を同時に利用する際、昨年までは、体育館の中央を網目状の防球ネットで仕切っていました。しかし、ネットは網目が大きいため、卓球のピンポン球やユニバーサルホッケーのボールが通り抜けてしまいます。視覚的な遮りがないことによる、集中力の低下という問題もありました。そこで導入されたのが、電動間仕切り「ディバイダー」です。
ディバイダーは、通常は天井付近に蛇腹状に収納されており、リモコンのボタンを押すと緞帳のように下降します。主に、一つの体育館を二つの授業で利用する時や、異なる競技の部活で使う時に利用します。
高さ約10メートルの仕切り幕は、下部の約3.5メートルが透け感のないソリッド素材、その上部は透け感のあるメッシュ素材になっています。ソリッドにより視界がしっかりと遮られるため、すぐ隣で別の授業や競技の練習をしていることを感じさせません。ディバイダー越しの声や、競技音もほとんど気にならなくなりました。隣の様子が見えないことにより、授業やトレーニングにしっかりと集中でき、パフォーマンスの向上につながることが期待されています。上部のメッシュ素材は、仕切ることによる閉塞感を軽減します。照明の光を遮らないため、明るさもきちんと確保できます。

スポーツ科学部の誕生により、実技の授業が増加した駿河台大学。電動間仕切り「ディバイダー」により、教場の数を増やすことができました。また、雨天時も有効に活用できるということもあり、「今では必需品となっている」と高評価を得ています。

施設概要

1987年に開学した駿河台大学は、人文・社会科学系の総合大学として、5学部5学科2研究科を有しています。埼玉県飯能市に位置するキャンパスは、自然と最先端の設備が調和する魅力あふれる学び舎です。
キャンパスの中央に位置するのが、体育館。1階には、筋力アップや食事のアドバイスができるトレーニングドクターシステムを採用したトレーニングセンターや、体操やダンスのできる小体育館があります。2・3階のアリーナには668席の客席もあり、体育や部活動のほか、大学のメイン行事である入学式や卒業式も行います。

動画

インタビュー


体育館を仕切るディバイダーの活用で、
天候に左右されずに「学びの場」を確保

居室データ

所在地
357-8555 埼玉県飯能市阿須698 地図
施主
学校法人駿河台大学
納入
2019年3月
台数
1
関連リンク
駿河台大学 WEBサイト