中京大学 名古屋キャンパス センタービル(0号館)
0705教室

2021.04.15
学校教室

施設説明

フレキシブルさとメンテナンス性を重視した、センタービルの教室リニューアル

中京大学の名古屋キャンパスにあるセンタービルは、ゆるやかな弧を描く形状が特長の学校のシンボル的な建物です。講義室の老朽化によるリニューアルが進められており、2020年3月、固定式家具が設置された3教室と、可動式家具が入った4教室のリニューアルが行われ、全てのリニューアルが完了しました。
9階まである建物の6階から8階に並ぶ教室のうち、0701・0702・0705・0706の4教室には、数年前に納入した2号館と同様に、フレキシブルな利用を重視した可動式の机イスを導入しています。

二つのレバーでスムーズな講義をサポートする、アクティブラーニング用のデスク

講義室のフレキシブル性を高めるには、机イスの動かしやすさと収納のしやすさが重要です。そこで導入したのが、それぞれの動作のしやすさを追求したコトブキシーティングのアクティブラーニング用デスク、SD-610FFシリーズです。一般的なデスクの場合、キャスター自体にストッパーが付いていることが多く、ロックや解除の際はかがんだり足先で操作をしたりしなければなりません。SD-610FFシリーズは、天板下に備えたレバーと脚先のキャスターが連動して動く仕組みとなっています。手元のレバーによりキャスターのロックを解除できるため、設置時の位置調整や講義中のレイアウト変更をスムーズに行えます。
操作レバーは二つ付いています。
内側の長いレバーは、机を水平に保ったままキャスターのロックを解除する時に使います。机上にノートやパソコンを置いたまま動かすことができるため、シーン変更の多いアクティブラーニングなどで活躍します。
長いレバーの隣にある短いレバーでは、天板をたたむことができます。大きく丸みを帯び、握りやすい形状です。天板をたたむと同時にキャスターが下がり、スタックしてコンパクトに収納ができます。長い距離の移動をする際にも便利です。
机の使用時、キャスターは床から離れ、前後の脚先が4点でしっかりと床を捉えます。キャスター付きの机とは思えないほどの安定感を発揮して、講義への集中をサポート。ズレにくいため、整然とした並びを保つことができ、気持ちの良い学修環境を維持することができます。この安定感の高さは地震にも強く、学生の安全をしっかりと確保します。

使い勝手と心地よさを両立したコンパレシリーズのスタッキングチェア

イスは、コンパレシリーズのスタッキングチェアFC-883を組み合わせました。コンパクトながらも安定した座り心地を誇ります。固定式の教室のイスと揃えた意匠で、経年劣化による損傷が少ない樹脂製のイスです。
講義中の「聴く姿勢」「書く姿勢」両方の姿勢をサポートするのは、程よく上体にフィットする三次元局面の背です。イスを引く際に便利な手掛け穴は、手の小さな女性でも握りやすい絶妙な形状に仕上げました。持ち上げる際は、背の下部に手を掛けることで、床を傷つけずに安定して運べます。
座にはウレタンフォームを張り包むことでクッション性を持たせました。長時間の講義でも集中力を切らさず、快適に過ごすための配慮です。

白を基調にした内装に合わせたモノトーンの机イスが、モダンな印象の講義室を演出し、その機能性の高さで活気ある学びの場をサポートしています。

施設概要

1954年に設立した中京大学は、11学部・17学科・12研究科をもつ総合大学です。「学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ」を建学の精神に、数多くのスポーツ選手や著名人を輩出してきました。都心近郊の名古屋キャンパスと郊外の豊田キャンパスの二つのキャンパスを持ち、1万人以上の学生が勉学に励んでいます。
山手グリーンロード沿いに立つセンタービル(0号館)は、アーチ形状をモチーフにしたデザインが特徴的な校舎です。校舎内には教室以外にガレリアと呼ばれる吹き抜け空間や各所にラウンジが設けられ、講義時間以外でも学生がくつろいだり自習したりする充実した学修環境が整備されています。

居室データ

所在地
466-8666 愛知県名古屋市昭和区八事本町101-2 地図
施主
学校法人梅村学園
リニューアル
2020年3月
席数
117
関連リンク
中京大学 WEBサイト