近畿大学 東大阪キャンパス C館
中講義室

2020.09.17
学校教室

施設説明

二つのタイプの講義室を設けた法学部の新講義棟

法学部の利用するC館は、2016年2月に竣工しました。講義室と研究室メインとした5階建の建物で、1階と2階にはさまざまな広さの講義室が17室並んでいます。
講義室の種類は二つ。一斉講義を中心とする大講義室と、グループワークやディスカッションも行うことができる小~中講義室です。小~中講義室にはフレキシブルに動かせる可動式の机イスが納入されました。家具のカラーリングは、大講義室と同じモノトーンで統一しました。シンプルな内装にもマッチし、スタイリッシュな講義空間をつくりあげています。

フレキシブル性を追求した中講義室

レクチャー・グループワーク・ディスカッションなど、さまざまな講義スタイルを行う中講義室の家具には、安定感と使いやすさの両立が求められました。
フォールディングテーブルのL字型の脚部には、天板下のレバーと連動するキャスターが内蔵されています。天板が水平な状態でレバーを握り垂直に倒すと、脚先のキャスターが出現します。キャスターの出現と同時にアジャスターは床から離れ、スムーズに移動することが可能です。反対に、天板を垂直状態から水平に戻すとキャスターが床から離れ、アジャスターが設置します。4点のアジャスターがしっかりと床を捉えるため、固定式のテーブルのような安定感を生み出しています。キャスターに直接触れずにロック・解除操作ができるため、利便性が高まります。また、フォールディングテーブルで最も破損の多いキャスターをカバーで覆うことで、壊れにくく長寿命化を図りました。
イスは、スクエアなフォルムが特徴的なスタッキングチェアです。身体をゆったりと預けることのできるよう、背もたれは三次元曲面のラウンド形状に設計されています。座にはウレタンフォーム入りのパッドを設置することで、着座時の当たりを和らげ、長時間の講義でも学生が快適に過ごせます。パッド付でも4.2kgと軽量なため、講義中のレイアウト変更も容易。安定したスタッキングで、イスを使用しない時にはコンパクトに収納できます。

施設概要

総合大学として西日本最大級のスケールを誇る近畿大学

近畿大学は、14学部48学科すべての学問分野を究める大学院12研究科を持ち17の研究所等、2つの短期大学部、併設学園18校園さらに大規模な総合病院を2カ所に設置、学生・生徒等約52,000人を有する西日本最大級のスケールを誇る総合大学です。
大規模整備「超近大プロジェクト」を実施し学修環境の最適化を図っている東大阪キャンパスは、大学のメインキャンパス。キャンパスの中央に位置するC館(法学部棟)では、通常の講義のほか学会や講演会の会場としても利用されています。

居室データ

所在地
577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1 地図
施主
学校法人近畿大学
竣工
2016年2月
席数
288
※2室の合計数
関連リンク
近畿大学 Webサイト