群馬県立敷島公園野球場「上毛新聞敷島球場」（リニューアル）

群馬県立敷島公園内にある敷島公園野球場「上毛新聞敷島球場」は、1932年にオープン。高校野球などアマチュア公式戦や、県内にあるプロ野球独立リーグ（BCリーグ）の「群馬ダイヤモンドペガサス」の主催試合など、頻繁に利用されています。この球場は、過去に3回の大規模改修を実施していますが、フィールド両翼の距離がプロ・アマチュア野球とも公認規格を満たしていないこと、照明設備の照度が暗いこと、席が個席ではないことなど、場内設備の老朽化が指摘されていました。

今回の改修では、外野スタンドを全体的に後方へセットバックし、プロ野球開催規格を充足する両翼99.1mに拡張するとともに、照明設備も増強されました。
コトブキシーティングでは、観客席の入替えを実施。経年劣化が見られ、FRP製のベンチ席のみだった内野スタンドの座席を、ブロー成形の個席に一新しました。そして、一・三塁側に「エキサイトシート」を新たに設け、席数をおぎなうとともに座席のバリエーションを増やしました。

個々の席を明確にし、集中して観戦できる環境になりました。これまで無かった「エキサイトシート」では、至近距離で選手のプレーを見ることができ、試合の臨場感が味わえます。