2019年5月、近畿産業信用組合の新本店が、大阪の金融街として知られる大阪・北浜エリアに移転オープンしました。新本店の建設にあたって、会議の際にスタッフの移動や準備の手間を減らし、充実した会議体制を築くために設けられたのが、きんさんホールです。
ホールの家具として採用されたのは、机とイスがセットになった床固定タイプでした。劇場・ホールと同等の仕様を持つ、品格ある佇まいが特徴のシリーズです。
イスの座は、クッション材となるモールドウレタンの他、長時間でも快適に座れるように、着席時の体圧を均等に分散させるスプリングを内蔵しています。ゆったりと体を預けてリラックスできる環境が求められる劇場・コンサートホールの客席よりも、背もたれをやや起こすことによって、聞く・書くという会議に相応しい座り心地を追求しました。
机は、ブロックごとに横1列分が繋がったタイプです。1席ごとに収納できるタイプのテーブルやメモ台に比べて、安定感があり、資料や荷物を置いたり筆記したりと、様々な用途で使うことが可能です。
これまでの会議では、フラットなスペースにテーブルとイスを並べていましたが、階段状に机イスが並んでいるため前方が見やすく、また壇上からも聴講者の姿がよく見えるようになりました。