岩手県大船渡市は、陸中海岸国立公園の南部に位置し、世界三大漁場の一つである漁場 と、風光明媚なリアス式海岸を持つ、海と密接なつながりのある街です。
2008年11月、この街に、海をモチーフとしたデザインが随所に感じられる新たなホールが誕生しました。
海岸に押し寄せる波の動きや海の微妙な色の変化を、アシンメトリーなイスの連続と、ブルーのグラデーションで表現しています。最大の効果が得られる様に何度も打合せを重ね検討し、8色の布地で張り分けることにより具現化されました。
総席数1,100席のホールですが、ホール全体がコンパクトにまとまっているため、舞台から客席までの距離も近く、舞台が見やすいつくりとなっています。