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児童生徒の異学年交流が生まれる、木造3階建てのやさしい空間(六戸町立義務教育学校六戸学園)
児童生徒の異学年交流が生まれる、木造3階建てのやさしい空間(六戸町立義務教育学校六戸学園)
2025.08.05
インタビュー
2025年4月、青森県初の義務教育学校「六戸町立義務教育学校六戸学園」が六戸町に開校。町にあった小学校3校、中学校2校は一つの学校にまとまりました。町のシンボルとなる学校は、全国でもめずらしい木造3階建てです。4月1日に行われた開校式典には、学校関係者が400名ほど集まり、式典後は、関係者にむけて学校施設の説明会が行われました。
六戸学園の校舎の設計を担当したのは、青森市新市庁舎をはじめとした公共施設や教育施設など、青森県内で多くの実績をもつ株式会社 八洲(やしま)建築設計事務所です。
専務取締役の進藤 勝人氏と、企画部 統括部長 木浪 長寿氏に、校舎の設計の背景など、お話を伺いました。
株式会社八洲建築設計事務所
専務取締役
進藤 勝人 氏
株式会社八洲建築設計事務所
企画部 統括部長
木浪 長寿 氏
町のシンボルとなる新しい学校づくり
――木の温もりがあり、明るく広々とした校舎ですね、どのような想いを込めて設計されましたか。
木浪
5校の学校がひとつになることは、町の学校が完全に一つになるということですから、町自体のシンボルとなる学校をつくりたいと思いました。その学校を永く活用してほしい。100年ぐらい活用してほしい。予算だけにとらわれず、楽しい場所をつくっていかなければならないと考え、木造3階建ての校舎をつくりました。
子どもたちにコミュニケーションが生まれる校舎
――新しい学校に通う子どもたちのために、校舎のデザインで工夫したところはありますか。
木浪
学校のシンボルとなる大階段は、校舎の中央にある吹き抜けの空間を、1階から2階、2階から3階と大きくつないでいます。幅が7.5mあるその階段の、両端部分は上り・下り専用に、真ん中は2段ぶんが1段となって座ることができます。階段の段差の違いは、小規模な学年集会や発表会など、様々な用途に活用できる仕掛けです。また、木をふんだんに取り入れた空間を背景に子どもたちの集合写真や記念写真を撮影することもできます。2階には1~4年生と8・9年生、3階には5~7年生の教室があり、大階段は学年の垣根を越える異学年交流を深め、学校のにぎわいを創出するように計画しました。
進藤
校舎をただの箱ではなく、みんながわくわくするような場所、いろいろな仕掛けのある場所にしたいと考えました。木をたくさん使うので、木組みをきれいに見せる工夫もしました。階段の正面や、階段裏の木組みも、木の色や質感を活かすデザインになっています。
全国で9例目となる木造3階建ての校舎
――青森県産の木材を多く使用した、木造3階建てについて詳しくお聞かせ下さい。
木浪
当社は、青森県の庁舎や、六ヶ所村立千歳平小学校など、木造の建築経験が多数あります。その経験を活かし校舎を設計したのですが、木造3階建ては全国でもめずらしく、これが国内で9例目となります。この校舎の特徴であるLVL(※)は、柱・梁に使われていて、六戸町に製材所がある青森プライウッド株式会社の木材を中心に納入しています。柱や梁、構造躯体で2100立米の材料を使っていますが、そのうちの1700立米、約84%に青森県産のスギを採用しました。
また、学校の中心にある大階段部分の天井には、カラマツのLVLで構成した張弦梁(ちょうげんばり)の構造体をそのまま見せています。張弦梁とは、梁と引張材を組み合わせた軽量で安全性の高い構造です。アリーナには木と鉄のハイブリットのトラス構造を採用していますが、ここにもトラス梁の構造体をそのまま見せ、木の温もりを演出しました。
※LVL(Laminated Veneer Lumber)…丸太を単板にし、単板の繊維方向が平行になるように積層・接着した木質建材
――木材をふんだんに使った校舎ですが、耐火についてはどのようにお考えですか。
木浪
木造の建物というのは、ひとつの棟が3000平米以下でなければなりません。六戸学園は木造の4棟を、それぞれ耐火構造を備えた鉄骨の渡り廊下で接続しているので、この大きさの木造建物を可能にしています。学校には町立図書館も併設されていますので、子どもたちはもとより町の方々も安心して利用できる施設をつくりました。
――アリーナに採用された移動観覧席について感想をお聞かせください。
進藤
アリーナに移動観覧席が設置され、とても良かったと思います。観覧席に座った時の眺めはとても良いですし、全学年の生徒が一緒に座れるというのも良いですね。アリーナの幅をいっぱいにつかったダイナミックなひな壇を、2階にそのままつなげる構造もやってみたかったのですが、安全性が確保できないのでこちらは諦めました。
木浪
移動観覧席については、導入にあたり建築への納まりや納期、コスト面においてさまざまな検討を行いました。最終的に無事設置することができ、思った以上に時間が掛からないスムーズな操作性や、きれいな収納状況、安全性についても確認され安心しております。
――この春から、六戸町の子どもたちの新しい学校生活が始まりますね。町の学校が一つになり、大勢の子どもたちが通う学校は、町のシンボルとして地域に力強く根付いていくことと思います。明るい校舎の大階段で、子どもたちがにぎわう姿も楽しみですね。本日はありがとうございました。
取材日:2025年4月
#六戸学園 #六戸町立義務教育学校六戸学園 #六戸町 #株式会社八洲建築設計事務所 #アリーナ #移動観覧席 #ステージ #コトブキシーティング
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