進化したアリーナ席「マトリックスシステム」
マトリックスシステムは、アリーナ席をもっと快適な空間にするために生まれました。
日本では、 パイプイスやスタッキングチェアを並べてアリーナ席を設けることが一般的です。 パイプイスやスタッキングチェアは持ち運びがしやすく、 収納性に優れている一方で、 観客側からは 「長時間座っていると身体が痛くなる」「イス間の前後スペースが狭く、 通り抜けがしにくい」 といった声も上がっています。 また 「イスの列が乱れやすく、設置後の清掃が大変」「緊急時の避難が心配」 など、設営や運営面での課題もあります。
これらの課題を改善し、観客と運営側、双方にとってより良いアリーナ環境を実現するのがマトリックスシステムです。
一生の思い出に残る大切な時間を、より快適に過ごすために。日本初上陸のイス設置システムをご紹介します。
マトリックスシステムの特長
前後スペースの広さ
マトリックスシステムの一番の特長は「前後スペースの広さ」 です。
離席時に座が自動で起立し、 イス本体の奥行寸法がコンパクトになります(※下図参照)。
スタッキングチェアやパイプイス使用時と比べ、広い通路スペースが確保できるため、自席へのアクセスもスムーズに行えます。
ライブイベントのスタンディング時にも、ゆとりのあるスペースでイベントを存分に楽しめること請け合いです。
奥行寸法の比較 ※前後スペース900㎜の場合
スタッキングチェア

※当社
FC-303の場合
マトリックスシステム

※当社
CS-01の場合
安全性の高い設置構造
マトリックスは2~3席連結したイスフレームと脚フレームの組み合わせで客席を構成しています。
脚フレームは1列用・2列用・3列用の3タイプがあり、 ずらして配置することで、 前後・左右とリンクした状態になります。
この構造によりそれぞれがしっかりと連結されるため、 列がズレたり乱れたりすることがなく安全にお使いいただけます。
設営や運営面の課題である、イス設置後の清掃や緊急時の避難もスムーズに行うことが可能です。
また、床にボルトなどを埋め込む必要がないため、既存の施設へも導入しやすいというメリットもあります。
レイアウト例

設置手順
①脚フレームをレイアウトに合わせて並べる
②脚フレームのソケットにイスフレームを差し込む。
クッション性のある搭載イスで、快適な座り心地を実現
スタッキングチェアやパイプイスよりもクッション性のあるイスを搭載できるため、アリーナ席であっても高い座り心地を提供します。
イスバリエーション
オプション
オプションとして、着脱式のナンバープレート・列番プレート、 専用台車をご用意しております。
ナンバープレート
列番プレート
専用台車