おもと天久の杜 ANNEX
Auditorium O

2026.06.11
医療・福祉施設講堂・ホール・会議室

施設説明

那覇市の地域医療を支える新拠点

おもと会グループが運営する「おもと天久の杜」は、病院、健康管理センター、メディカルフィットネス、特養、デイケアセンターの機能を一つの建物の中で提供する、沖縄県那覇市の地域包括ケアの拠点です。2025年10月、「おもと天久の杜」に隣接して、「おもと天久の杜ANNEX」がオープンしました。おもと会グループが日本や世界に誇る、リソースの連携を強化する象徴として建てられた新棟には、救急センターと在宅拠点を併設しています。4階建ての最上階には講堂、職員用ラウンジ、教育研修センターの機能が新たに設けられました。「Auditorium O(オーディトリアム・オー)」と名付けられた講堂では、おもと会グループに所属する職員や学生に向けた学会、研修等のイベントを開催します。院内に拠点ができたことで、これまで会場を借りていたコストと、移動にかかる貴重な時間の節約となりました。また、講堂は外部に向けて有償で貸し出しも行っています。那覇市内では同規模のMICE施設が不足していることから、地域の方々も広く活用できる環境を整えました。

スタイリッシュな装いのイスが並ぶ講堂

講堂内はモノトーンと明るい木調の色味でまとめられ、モダンで落ち着きを感じる空間が広がっています。低めに設定された舞台には下手側のスロープからも昇ることができ、多様な利用者に配慮した設計となっています。全部で252席ある客席のうち、前方4列の72席はフレキシブルな運用を想定して可動席が、後方10列の180席には座りやすく長時間の聴講に適した固定席が配置されました。固定席に選ばれた劇場イス「Orchid(オーキッド)」は、座り心地を確保しながらも、背や座の厚みを極力抑えたすっきりとしたフォルムが特徴です。研修や講演会での利用がメインであることから、タブレットやPCの利用にも便利な肘メモ台を設置しました。イスの背のクッションには、Auditorium Oのために特別なトリミングを施したことで、イス正面から背板の額縁が見え、デザインのアクセントとなっています。黒色の張地と、明るい木部色とのコントラストが壁面と調和し、室内全体にスタイリッシュな統一感を演出しています。

施設概要

おもと会グループは、「医療・介護・福祉の総合一体化の実現」を理念に掲げ、沖縄の地域包括ケアシステム構築に30年以上にわたって取り組んできました。新設された「おもと天久の杜ANNEX」は4階建てで、1階には救急車の同時受け入れが3台可能な救急センターと、パンデミックにも対応する発熱外来を開設しました。2階には比較的元気なお年寄りも通うことのできるデイサービス「Power LabO」、3階には在宅支援の拠点となる「&home」を配置。そして4階には教育研修センターの機能を備えています。建物の、外観デザインのテーマは「CONNECT=つながり」。2階には本館と「つながる」渡り廊下を設置しているほか、屋根に用いられたオレンジ色の琉球瓦と白い壁は、本館と「つながる」デザインです。外装に用いられたHPC®ルーバーと花ブロックは、どちらも県内で開発されたもので、沖縄らしさと華やかな印象を与えています。

居室データ

所在地
900-0005 沖縄県那覇市天久1000 地図
施主
おもと会グループ
設計
有限会社K・でざいん
オープン
2025年10月
席数
180
関連リンク
おもと会大浜第一病院 WEBサイト