学びの多様化に合わせてシャンパニアホールをアップデート
1961年の開校以来「信・望・愛」の教えを刻んできた熊本マリスト学園中学校・高等学校。ミッションスクールである同校では、教師が生徒をありのまま受け入れる「家族的愛」に基づく教育が実践されています。その温かな教育活動の主要な舞台となるシャンパニアホールにて、座席のリニューアルが実施されました。
同ホールは日々の授業のほか、学年集会や入試説明会、講演会など学内外の多くの人が集まる拠点です。今回の改修で目指したのは、デジタル端末を活用する現代の学びや、多彩な行事を心地よくサポートできる環境づくり。時代の変化に合わせた機能の充実が、改修における最優先のポイントとなりました。
集中を支える機能的なレクチャーシアターイス
新たに導入されたのは、独立脚タイプの
レクチャーシアターイス「LT-007」シリーズです。採用されたタイプには、A4サイズに対応する回転収納式肘メモ台が備わっており、PCやタブレット、ノートを置くのに十分なスペースが確保できます。メモ台はイスの肘部分から引き出すことができ、収納時も軽い力で収まるため、各自が自由にストレスのない使い心地を実現しています。また、隣席の振動が伝わりにくい1本脚仕様と、安定した座り心地を支える背座のクッションも、学習に集中できる環境を生み出しています。
落ち着きある空間が育む、主体的な学びの場
座席を前後に半分ずつずらして並べる千鳥配置にすることで、前方に座る生徒の頭が視界を遮ることがなく、教壇やスクリーンへのクリアな視線をどの席からも確保できます。教師と生徒のアイコンタクトがスムーズになるため、大人数が集まる場であっても、互いの存在を意識しながら一体感をもって学べる、マリスト学園らしい「家族的愛」によるコミュニケーションの活気を支えています。
座席の機能的なレイアウトに加え、イスの張地をこれまでの鮮やかなピンク色から、落ち着いたオニキス(黒色)に変えたことで、空間の印象も一新。洗練された品格を漂わせながらも、幅広い用途に柔軟に寄り添える空間へと進化を遂げています。
かつての親しみやすい雰囲気を残しながら、シャンパニアホールに新しく備わった機能が、マリスト学園の理想とする主体的な学びや、生徒一人ひとりの無限の可能性を引き出す教育活動を静かに支え続けています。
施設概要
創立者聖マルセリン・シャンパニア神父の精神を受け継ぐ、熊本マリスト学園中学校・高等学校は、「信・望・愛」を校訓に掲げ、「他者の幸せのために生きるマリスト生」の育成を教育の柱に据えています。同校では「時代の変化に柔軟な発想で生き抜く生徒の育成」という目標のもと、グローバル化や高度情報化を見据えた新たなカリキュラムやコース制を導入。こうした新たな学びの環境を整え、生徒たちが主体的に成長していくための基盤として、今回のシャンパニアホールをはじめとする施設設備の充実を図っています。