パロマ瑞穂ラグビー場(名古屋市瑞穂公園ラグビー場)

2026.03.19
スポーツ・エンタテインメント施設スタジアム・競技場(屋外)

施設説明

臨場感あふれる新スタジアム誕生

パロマ瑞穂ラグビー場は、名古屋市瑞穂区にある東海地区を代表するラグビー場で、ジャパンラグビーリーグワンの試合やU-20世界ラグビー選手権にも利用されてきました。2026年アジア競技大会・アジアパラ競技大会に向け大規模改修を実施し、観客とピッチの距離が近く臨場感あふれる新スタジアムに生まれ変わっています。老朽化した施設の更新に加え、瑞穂公園全体を「観る」「行う」「憩う」場として整備し、ジョギングや散歩、子どもの遊び場など市民利用も充実。陸上競技場・スタジアム・広場をつなぐ「MIZUHO-LOOP」により、来場者の動線や利便性も向上しています。

ウッドデッキで生まれ変わる観戦体験

今回のリニューアルでは、メインスタンドの4,010席(背・座パッド付)、バックスタンドの3,713席、東スタンドの829席、そして西スタンドの744席(いずれも座パッド付)の固定席を、既存ベンチシートから背もたれ付きスタジアムシート「BLM-8000シリーズ」に刷新しました。既設スタンドは段奥行きが狭く、着座時に膝が前の座席に当たりそうになるほど窮屈でしたが、見本で背無し・背付きイスを座り比べた結果、快適性向上のため背付きイスが選ばれました。さらに、段奥行きを広げるため、メインスタンドとバックスタンドの床にはウッドデッキを設置し、都市の中にありながら木のぬくもりを感じられる空間を演出しています。各座席には列番・座席プレートを点字付きで設置し、誰でも迷わず座席を確認できます。
「BLM-8000シリーズ」は中空構造のブロー成形で軽量かつ高耐衝撃性を実現。耐熱・耐水・耐薬品・耐油性に優れ、屋外でも長期間安定した性能を発揮します。背もたれと座面は観戦姿勢に配慮した曲面設計で、長時間でも疲れにくく快適な座り心地です。奥行250mmのコンパクト設計により、通路や立ち座りもスムーズで、座面には自動起立機構を備え、指挟みなどのリスクを防ぐ安全構造となっています。ウッドデッキ上の座席には、脚部の下に補助ベースを設け、安定性を確保しつつ開放感のある観戦体験を提供しています。また、メインスタンド1列目には吊り下げ式カップホルダー、背もたれ裏にもカップホルダーが設置され、観戦中も飲み物を快適に楽しめます。 
メインスタンド・東西スタンドには青と緑系の自然色3色を採用し、パロマ瑞穂スポーツパークの若葉をイメージしています。バックスタンドは地域名「MIZUHO」を白であしらった4色で構成され、周囲の公園や緑地と調和しながら、誰もが安心して快適に観戦できるスタジアムシートです。

車いす席・アメニティ席を大幅拡充

これまでごく少数だった車いす席を大幅に拡充し、74席に増設しました。通路も広く確保されており、ピッチを間近に感じながら観戦できます。また、車いす席の介助者席として、スタッキングチェア「FC-303シリーズ」を77席配置。さらに、移動の際に配慮が必要な方向けのアメニティ席にも同シリーズの14席を配置しています。軽量で持ち運びやすい設計に加え、大きくラウンドした背形状が身体をしっかりと支え、安心して座れる仕様です。

施設概要

パロマ瑞穂ラグビー場は、スタジアムや陸上競技場などさまざまなスポーツ施設を備えるパロマ瑞穂スポーツパーク内にあるラグビー場で、大型スポーツイベントから市民レジャーまで幅広く利用されています。ラグビーワールドカップ2019では、ジョージア代表・サモア代表の公認キャンプ地として活用され、地域住民との交流も実施。この大会のレガシーとして、地域におけるラグビー振興の継続が期待されています。今後も合宿誘致や競技会場としての活用を通じ、地域のスポーツ振興と活性化に寄与します。

居室データ

所在地
467-0062 愛知県名古屋市瑞穂区山下通5-4 地図
施主
名古屋市
リニューアル
2025年11月
収容人数
約10,400人(うち車イス席74席含む)
関連リンク
パロマ瑞穂スポーツパーク WEBサイト