地域と共に歩み、心身を鍛える。谷津山の麓で輝く伝統校
静岡市街地の東にある谷津山の麓、その恵まれた自然環境のなかに静岡市立東中学校の校舎があります。70年の長い歴史をもつ同校では、部活動が非常に盛んで、特に運動部は県大会優勝など輝かしい実績を誇り、地域のスポーツ振興にも寄与しています。
歴史ある体育館を、より使いやすく。動線を確保しつつ大型ステージを導入
活気あふれる学校生活の中で、とくに重要な役割をもつ体育館では、移動式タイプのステージが生徒の多様な活動を可能にしてきました。その一方で、使用目的に合わせて、教職員が設営や収納にあたる必要があり、運用面での負担が大きな課題でした。さらに、製品の老朽化も進んでいたことからステージのリニューアルが検討されるようになりました。
新たに採用されたのは、省力化と空間の有効活用を同時に実現する
壁面収納式ステージ「DS-100」です。体育館には、3枚の扉で仕切られた備品倉庫があり、中央の扉がステージの収納場所に充てられました。ステージのサイズは、幅8400mm、奥行き4500mm、高さ600mm。幅を両側の扉に重ならないサイズに収めることで、左右の扉から倉庫内へ入ることが可能になりました。
これにより、本格的な大型ステージを導入しながらも、備品の出し入れといった日常業務の動線を妨げることなく、限られたスペースでの効率的な運用を実現しています。
体育館のポテンシャルを最大限に引き出す空間活用
収納状態からステージが展開するまでは、わずか約5分。リモコンによる電動操作で簡単に設営・収納ができ、教職員の負担が大幅に軽減されます。ステージは壁面収納式のため、体育の授業や運動部の活動では、広い空間が確保でき、生徒が伸び伸びと活動できます。
新しいステージは、入学式などの式典はもちろん、吹奏楽部のコンサートや生徒会行事などに活用されています。従来の移動式タイプに比べ、ステージの設営が手軽になったことで、スポーツの場から式典・発表の場への切り替えが柔軟になり、生徒の活動の幅が広がったと好評です。
施設概要
静岡市立東中学校は、「活力ある生徒」を学校目標に掲げ、東中ミッション「みんなで幸せになろう」の実現に向けて生活を送っています。
学校の伝統には、生徒会によって制定された「HWS憲章」があり、生徒の意識向上の一助となっています。「規律・勤勉・自律・友情・鍛錬」の5つの柱からなるこの憲章を、授業を通して深く考察し、自分なりの解釈をもつことで、自らを律し他者と高め合う姿勢を育んでいます。