イオンシネマとなみ

2025.12.18
映画館

施設説明

市民待望の映画館はコンパクトで機能的

2023年7月、富山県砺波市にとって36年ぶりの映画館となる、イオンシネマとなみがオープンしました。イオンエンターテイメントが手掛ける、日本のすみずみまで映画を届けることをコンセプトとした新業態「コンパクト型シネマコンプレックス」の第一号です。DXの推進により施設運営の一部を自動化し、顧客満足度の向上と業務オペレーションの効率化を目指した施設づくりが行われています。
スクリーンは5つあり、席数は、最も少ないところで36席、最も多いところで110席です。コトブキシーティングでは、「通常席」「コンフォートシート」「ハイグレードシート」の選べる3種類のイスを納入しました。すべての座席は、コトブキシーティングのグループ会社である、マレーシアのフェルコ・シーティング・システムズのラインナップから選ばれています。

チューリップ畑のようにカラフルなシアター

スクリーンに入ると、砺波市の市花であるチューリップをイメージした、カラフルな座席が観客を迎えます。通常席はオレンジ・赤・濃い赤の3色の張地をランダムに張り分け、最前列のコンフォートシートと後方に位置するハイグレードシートも、オレンジを基調としたカラーが選ばれています。
通常席には、豊かなクッションを備えた「Paragon」を採用しました。イスの背は上部にむかってクッションの幅が広くなるデザインで、包容力のある座り心地が特徴です。列ごとに背の角度を変えることで、どの席に座ってもスクリーンが見やすいように配置をしています。以前は異なる用途で使用していた建物だったことから、天井の高さと床の勾配設定に制約がありましたが、配置の工夫でどの席からでも見やすい鑑賞環境を実現できました。張地には上質なモケット調を採用したことで、肌触りも柔らかです。
最前列には、寝そべりながら鑑賞ができるコンフォートシート「EVA」が並びます。間口が740mm、奥行き1540mmの広々としたプライベートスペースで、視線を遮られることなく映画の世界に没入できます。自宅のリビングさながらに好きな姿勢で楽しめると、オープン以来人気のあるシートです。
後方エリアの一部にはハイグレードシート「PREMIUM MILANO ZERO WALL」を設置しました。ソファのようなボリュームがあり、ゆったりとした座り心地のイスです。電動でフットレストの位置を調整しながら、好みの姿勢で鑑賞することができます。肘にはカップホルダーと回転式のテーブルを備えました。テーブルの3辺には小さな立ち上がりがあるため、軽食を載せたトレーを安定して置くことができ、安心して飲食を楽しめます。
3種類のイスの共通項は、1席ずつが離れて並んでいること。どの席であっても、隣の席に気兼ねなく2つの肘置きとカップホルダーを利用できます。さらに、横の座席と距離があることで隣席の離着席時の振動も感じません。コンパクトなスクリーンの中に、快適で居心地の良い鑑賞環境をつくり上げました。

施設概要

イオンエンターテイメントが手掛ける新業態「コンパクト型シネマコンプレックス」の第一号として誕生したイオンシネマとなみは、2015年のイオンモールとなみの開業以来、市民が待ち望んだ施設です。5つすべてのスクリーンに「Dolby Atmos MULTIPLEX※(ドルビーアトモス・マルチプレックス)」を採用し、映画を心ゆくまで楽しむための本格的な音響環境を用意しています。インターネットで購入した電子チケットによる「チケットレス入場」や、飲食物購入の際の「セルフレジ」、「モバイルオーダー」を導入するなど、館内での時間をスムーズかつ快適に過ごせる環境を整えました。

※Dolby、ドルビー、Dolby Atmos、およびダブルD記号は、アメリカ合衆国および/またはその他の国におけるドルビーラボラトリーズの商標または登録商標です。

居室データ

所在地
939-1344 富山県砺波市中神1-174 イオンモールとなみ 地図
施主
イオンエンターテイメント株式会社
オープン
2023年7月
席数
414
(車椅子スペース含む)
関連リンク
イオンシネマとなみ WEBサイト

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