ジャイアンツタウン スタジアム

2025.07.08
スポーツ・エンタテインメント施設スタジアム・競技場(屋外)

施設説明

地域とともに育つ、スポーツと人がつながる開かれたスタジアム

東京ジャイアンツタウンの中核施設である「ジャイアンツタウンスタジアム」は、いつでも誰でも楽しめる、開かれたスタジアムがコンセプトの読売ジャイアンツの新しいファーム本拠地です。ジャイアンツの若手選手だけでなく、高校・大学・ジュニア世代、女子選手まで幅広い世代が躍動するこの場所は、スポーツの拠点でありながら、地域に開かれた“まちのシンボル”となっています。

グラウンドとの一体感を味わえる観客席

このスタジアムは、かつて選手と地域の人々との交流が盛んだった「多摩川グラウンド」のスピリットを継承しています。観客と選手の距離を近づけたレイアウトが特徴で、2階と3階には前後4列のスタンドを設置し、どの席からも見やすく、まるで選手のすぐそばにいるような臨場感を体験できます。
 1塁側・3塁側のエキサイトシートとバックネット裏席には、スタジアムシート「BLM-5131」が563席採用されました。高密度ポリエチレンのブロー成形により耐久性に優れ、ボールが当たっても割れにくい仕様です。全席にカップホルダーを備え、背もたれが体をしっかり支える設計で、快適な観戦環境を実現しています。 
外野はレフト側が天然芝の芝生席、ライト側はカウンターテーブル付き立ち見席で、飲食しながら選手のプレーを間近で楽しめます。

観客の見やすさと快適性を追求した座席

2階席と3階席には「BLM-8020」1,252席を採用。スリム設計で座面収納時の奥行きは250mm、立ち座りや通行がスムーズです。座り心地も良く、多様なカップホルダーを席の配置に合わせて設置。
1階のエキサイトシートや3階の一部座席は、打者方向に角度をずらした雁行配置で、隣の視界を遮らず、どの角度からもプレーを見逃しません。 球団関係者や公式記録員が座る18席には「BLM-5131」を採用。座席の前にはコンセントや手元灯を完備したテーブルを設置し、機能性を高めています。 
ダグアウトには「BLM-1310」74席を設置。個席でありながらベンチのように横並びに配置されており、選手やスタッフの快適な試合環境を支えています。

施設概要

ジャイアンツタウンスタジアムは「GROWING(成長)」と「GOOD(よい)」をかけ合わせた造語「GROWINGOOD!」をコンセプトに、スポーツ大会や地域のマルシェ、イベント、お祭りなどを開催する“まちの広場”として親しまれています。隣接するサブグラウンドでは、プロ選手の練習風景を間近で見られ、日常の中でプロの技術や情熱に触れられます。
2027年には水族館や飲食施設がオープンする予定で、さらなるにぎわいが期待されています。地域と一体となり、地域とともに成長を続けるジャイアンツタウンスタジアムは、「GROWINGOOD!」の理念を体現し、今後も可能性を広げていくことでしょう。

居室データ

所在地
206-0812 東京都稲城市矢野口3228番地南山95街区1号 地図
施主
読売巨人軍
設計
日建設計
オープン
2025年3月
収容人数

約2,900席
関連リンク
東京ジャイアンツタウン WEBサイト