ケイ・インターナショナルスクール東京
体育館

2024.04.19
体育館・アリーナ

施設説明

待望の新校舎に誕生した新たな体育館

2023年12月、ケイ・インターナショナルスクール東京の新たな本館が完成しました。6階建ての校舎には、完全防音の練習室を備えた音楽室、サイエンスルーム、ランチルームのほか、5階にはフルサイズのバスケットボールコート1面が確保できる体育館が設けられています。
体育の授業のほか、休み時間の生徒たちの憩いの場として、また式典でも利用される体育館。その限られたスペースを最大限有効に活用するために導入されたのが、コトブキシーティングの収納式ステージDS-100です。

必要な時にだけ設置できる可動ステージ

収納式ステージDS-100は、体育館の長手方向、窓側の壁面に設置されました。体育館の壁面下部はぐるりと一周木調で仕上げられており、窓側は可動式の木製ルーバーとなっています。ステージは、その木製ルーバーの中に収納されています。
ステージを利用する時はルーバーを開け、リモートスイッチをステージ本体のコネクターに差し込みます。周囲の安全を確認し、ボタンを押すと、二つに折り畳まれたステージが展開します。完全に開いたら、両側のサイドパネルとステップを設置して完了です。
ケイ・インターナショナルスクール東京では、体育館のフロア材としてクッション性のある素材を採用したため、走行レールを設置しています。ステージのローラーが走る位置にレールを敷くことで、フロアの損傷とステージの沈み込みを防止します。
また、今回は2台のステージを設置しました。1台の幅は約6m。両方のステージを展開し、その間に移動式のステージを置くと、幅13.5mの広いステージが完成します。用途に応じて、さまざまな使い方が可能です。
ステージを展開しブラインドを上げると、奥の窓からは外の景色が見えます。ステージ利用時だけ見ることのできる、特別な景色です。

体育館でステージを使用する催しは、年に数回程度。収納式ステージの導入により、普段は広いスペースを確保しながら、イベント時には効率的な会場設営を可能にしています。

施設概要

ケイ・インターナショナルスクール東京は、初等教育から後期中等教育までを行う無宗教、男女共学の一貫教育校です。質の高い教育を提供し、高いモラルと学力で国際社会に貢献する、優れた若者の育成を目的としています。国際バカロレア(IB)DPの最終試験スコアでは、世界ランキング5位(2022年、2023年)の成績を収めています。
東京都江東区にある清澄庭園に近い緑豊かなキャンパスには、約50国籍、600名を超える生徒が通っています。2022年9月に工事を開始した新本館は、2023年12月に完成。旧本館は、新たな校庭へと生まれ変わります。

居室データ

所在地
135-0021 東京都江東区白河1-5-15 地図
施主
学校法人ケイ・インターナショナルスクール
設計
株式会社松田平田設計
オープン
2023年12月
台数
2
関連リンク
ケイ・インターナショナルスクール東京 WEBサイト