亜細亜大学 日の出キャンパス

2023.12.04
グラウンド

施設説明

地域のスポーツパーク、亜細亜大学 日の出キャンパスの再開発が完了

創立以来、学生の課外活動を奨励し、学生スポーツの振興に注力してきた亜細亜大学。その象徴となるのが、いくつものスポーツ施設が集まり、心身共に成長する鍛錬の場として活用されてきた日の出キャンパスです。老朽化していたキャンパス内のスポーツ施設を全面的に整備するため、2020年度から2022年度の3期にわたって、キャンパスの再開発を実行。一般の方も利用できるトレーニングジムや敷地内外周のランニングコースの設置、テニスコート10面の整備、多目的競技場の人工芝化などを行い、より地域に開放されたスポーツパークへと進化を遂げました。
今回の施設整備に際して、日の出キャンパスで練習や試合を行う一部の部活動から、観覧席が欲しいとのリクエストがありました。サッカー部や、テニス部の試合を見にきている観客が、よく地べたに座っていたり、簡易的なイスを持参したりしているのを見かけていることが理由でした。よりよい環境で試合を見てもらいたいという願いから納入されたのが、コトブキシーティングのアクティブスタンドです。

快適に移動、設営、観戦ができる観覧席

アクティブスタンドは、階段状の移動式観覧席です。
試合では観客の観戦場所として、練習では選手の休憩場所として活躍します。
アクティブスタンドの特長は、簡単な操作で、スムーズに移動、設営ができる点です。
キャスター部の大きなレバーを踏み込むことで本体がリフトアップ。キャスターロックを外せば、すぐに動かすことができます。主構造は軽量なアルミ製のため、大人二人で操作でき、専門スタッフを要しません。設置場所まで移動後は、再度足でレバーを操作することで地面と本体が接地し、設置完了です。
広い敷地内で、複数の部が活動する日の出キャンパスにおいて、必要な時に必要な場所へ簡単に移動できる点は、大きなメリットです。
イス部分には、コトブキシーティングが全国数多くのスタジアムやアリーナに納入している、高密度ポリエチレンブロー成形のベンチを搭載しています。中空構造になるように成形されたベンチは、着席時の衝撃を吸収し、柔らかな座り心地。紫外線による劣化にも強く、屋外でも快適に利用できます。ベンチは階段状に設置されているため、前に座った人の頭で視線が遮られることなく観戦が可能です。
また、今回はオプションで日除けのシェードを付けました。こちらも短時間で簡単に本体に取り付けが可能。屋外の強い陽射しをしっかり遮るので、気温が高い夏の日でも快適、安全に利用することができます。

観戦もできる屋上の憩いの場

今回の計画で新しく建てられた、硬式野球部の「新日の出寮」の屋上にも、コトブキシーティング製のイスが設置されました。アクティブスタンドと同じ高密度ポリエチレンブロー成形でできた屋外用シートBLM-3500シリーズです。
硬式野球場をはじめ、キャンパス全体が見渡せる場所に設置され、観覧はもちろん、部員の憩いの場としても利用されています。

施設概要

亜細亜大学の日の出キャンパスは、硬式野球場、陸上トラック、テニスコートなど、多くのスポーツ施設を有し、日々部活動の練習や公式試合にも使用されています。「地域から愛されるキャンパス」をコンセプトに、2020年度から2022年度の3期にわたり、キャンパスのスポーツ施設全体を整備しました。トレーニングセンターをはじめとした、地域住民にも開放された新たなスポーツ施設を活用し、地域と連携した更なるスポーツの振興に力を入れています。

居室データ

所在地
190-0182 東京都西多摩郡日の出町平井1449-1 地図
施主
学校法人亜細亜学園
納入
2023年4月
席数
166
アクティブスタンド:96席(4台の総数)、屋上ベンチ:70席
関連リンク
亜細亜大学 日の出キャンパスWEBサイト