グループワークやディスカッションにも適した教室づくりを目指して
2019年9月、立教大学・新座キャンパス2号館の9教室がリニューアルされました。
学生が能動的に学べる環境づくりが注目される昨今の教育環境を背景に、立教大学では、グループワークやディスカッションといったアクティブラーニングが推進されています。
設備の老朽化に伴う教室改修を機にアクティブラーニングのしやすい教室が求められ、採用されたのがコトブキシーティングの可動式フォールディングテーブルFT-600Dシリーズです。
ワンタッチ操作でフレキシブルなレイアウトが可能に
FT-600Dシリーズの特徴は、天板下に備わった二つのレバーです。
「リフトアップレバー」を握ると、脚の中に収納されていたキャスターが出現し、天板を水平にした状態でテーブルを動かすことができます。天板にノートパソコンや教材を置いたまま、ディスカッションやグループワークなどのシチューションを問わず、フレキシブルなレイアウト変更を可能にします。
レバーを握らない間は、キャスターが脚の中に収納され、脚先が完全に床と接地する仕様です。一見すると固定式の机のような、安定感があります。
「収納レバー」を握ると、天板がフラップしてコンパクトにたたまれます。天板と連動して脚先のキャスターが出てくるので、ワンタッチ操作で移動と収納が可能です。水平スタッキング間隔は130mm、広いスペースを確保できます。
教室を広く見せ、学習効率のアップも期待
天板のカラーにはクールグレーが採用されました。落ち着いたメタリックカラーのシャープな脚部と相まって、限られた教室空間をより広く感じさせ、スマートな学習空間の演出に一役買っています。スマートなフォルムの中でも、一際特徴的なのは、低く設定された脚ベースです。離着席時につまずきにくいだけでなく、着席者の足回りにゆとりがあるため、学生からも好評です。同じ仕様で複数の教室に導入されたことから、校舎内の統一感もアップしました。
短い時間で様々な場面に適したセッティングができる機能性も評価され、学習効率の向上が期待されています。
施設概要:「新しい」グローバルリーダーを育成する立教大学
1874 年の創立以来、国際性やリーダーシップを育むリベラルアーツ教育を実践してきました。現在は、10学部27学科8専修1コースを設置。"RIKKYO Learning Style"を掲げ、国際性やリーダーシップなど、新しい時代のグローバルリーダーに求められる力を養うことに注力しています。