最先端技術の詰まったシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ福岡ももち」がオープン
2018年11月、福岡市内に商業施設「MARK IS 福岡ももち」が誕生しました。三菱地所が開発する商業施設の旗艦ブランド待望の3施設目であり、「福岡 ヤフオク!ドーム」の目の前という好立地も相まって、福岡の新たな賑わいの創出に大きな期待が寄せられています。
施設上階の4階には、VR体験ができるアミューズメント施設と並び、11スクリーンを擁する「ユナイテッド・シネマ福岡ももち」が開業しました。まるで映画の中に自分が入りこんだかのような体験ができる「デジタル3Dシネマ」や、体感型アトラクションシアター 4DXなどの最新設備が採用されており、両側面(壁面)に映像が投影され270度の視界すべてで映像が楽しめる「ScreenX」も九州初の導入となりました。
プレミアシートの導入で高級感あるシネコンをPR
4DXデジタルシアターを除く全てのシアターには、シアター最後列に並ぶプレミアシートとして、コトブキシーティングの海外グループ会社のひとつであるフェルコ社製のリクライニングシートが導入されています。
リクライニングは、電動のリモコン・ボタン操作ではなく、着席者が身体を滑らせた際に追従して動く仕様です。電動モーター特有の機械音が発生しないため、静かにスマートに動かせる点が評価され、採用に至りました。
リクライニングチェアは、腰一点に体重が集中して負担がかかると言われるケースもありますが、このプレミアシートでは、その心配がありません。人間工学に基づいた綿密な設計により、身体に負荷をかけることなく快適さを実現しました。楽なポジションを求めて動く体の動きに追従して、背もたれが傾き、それに併せて座も傾くため、長時間の着席でも姿勢が安定し、疲労の軽減につながります。
プレミアという名前の通り、1席あたりの間口は650ミリメートルと、通常の一般席よりもゆとりのあるサイズが特徴的です。イスの背もたれには、ヘッドレストとバックレストとして、当たりの柔らかなクッションを設置。深く身体を受け止め、豊かな座り心地を提供します。着脱できるため、クッション部のみのメンテナスも容易です。他のシネマコンプレックスとの差別化を図る、ユナイテッド・シネマ福岡ももちならではのおもてなしの一つです。
一般席もカラーを変えてシアターごとの楽しみを演出
『映画をみる少しだけ特別な体験を、より上質な時間にする』というコンセプトが掲げられた空間設計は、スクリーンの内装と呼応した客席にも現れています。ほの暗い空間に浮き上がる赤い客席のシアター11、黒い張地のアクセントとなるオレンジを組み合わせたシアター7など、スクリーンを訪れるごとの楽しみを発見できるのです。
シアター7には3面マルチスクリーン映像が楽しめる「ScreenX」が導入されていることから、プレミアシートの後ろの壁面にオレンジ色で大きなXが描かれました。イスの背もたれに覗くオレンジ色と相まって、シアター空間を印象的に彩っています。
一般席は、背もたれの上部と下部がパーツとして分かれており、それぞれが背中をしっかりとサポート。右側の肘掛にはドリンクホルダーが設置してありますが、1席につき左右2本に肘掛が設けられているため、誤って隣の席のドリンクホルダーを使う心配もありません。隣席とは肘掛2本分の間隔が空いているため、肘掛を共有するシアターと比べ、1席分の自分のスペースをゆったりと楽しめる点も、魅力の一つです。
ユナイテッド・シネマ福岡ももちの最新設備とゆとりある客席が、映画鑑賞をより上質なものにします。