※2023年5月より、ディバイダ―はディバイディングカーテン(愛称:SIKIRUTO)に変更しております。
ここでは、記事公開時の呼称をそのまま使用しております。
広島市内の中高一貫男子校 新校舎「鯉昇館」メイプルホール
広島城北学園は、1961年に開校した私立の中高一貫男子校です。広島県内の中高一貫男子校の中でも、指折りの伝統校です。
2016年4月、新校舎「鯉昇館(りしょうかん)」が竣工しました。7番目の学び舎となる鯉昇館は、3階建て。各フロアに、ホール・武道場・ラーニングコモンズを有しています。
1階のメイプルホールは、最大680席を設営できる、多目的ホールです。ホールの後方は、250席の固定席。前方のスペースは席数を調整できるよう、固定席ではなくスタッキングチェアが導入されています。どちらのイスも、スクールカラーのエンジを基調としました。
固定席と可動席の組み合わせが、空間の多目的活用を促進
固定席と可動席を組み合わせた背景には、空間を多目的に活用する狙いがあります。講演会や説明会などの客席が必要なイベント時だけでなく、イスを使用しない自由な学習の場としても機能することを目指しました。
ホールの中央に設置した電動間仕切「ディバイダー」を使って空間を分割すれば、更に充実した学習環境の展開が可能です。片側ずつ異なる授業を行うことはもちろん、一方を発表の場として、もう一方を控え室として使うこともできます。スクリーンの役割も果たすため、資料を投影してプレゼンテーションを行ったり上映会を開いたりと、一つの空間が何通りものスペースに変化するのです。
コトブキシーティングは、固定席と可動席やディバイダーを組み合わせ、新たな教育を追求する多機能空間づくりをご提案しています。