2016年3月、岡山県医師会館が竣工しました。隣接する岡山コンベンションセンターと2階歩道橋で繋がり、JR岡山駅中央改札から徒歩3分の公共交通機関を利用しやすい立地。公開セミナーなどを通して、医療・保健・福祉に関する情報をより多くの県民に発信する場として、大きな期待が寄せられています。 コトブキシーティングでは、会館の2・3階に位置する三木記念ホールに、303席を納入しました。階段状に並べられ、コンパクトなホールでありながら壇上が見やすい空間です。イス背面にはテーブルが備えられ、講演会の際にパソコンの利用も可能。席と席の間仕切りにあたる肘枠部分は、長時間座り続けるセミナー時の寛ぎにこだわって、布張りが採用されました。これによって、着席時や姿勢を変えた際などの膝の肌当たりが良いと評価をいただいています。通路側の席の肘枠には木が使用され、壁と調和するデザインとなりました。 このホールの名前は、岡山県知事をつとめた故三木行治氏(医学博士)に由来します。故三木行治氏は、医療福祉の充実や社会貢献に尽力し、東洋のノーベル賞といわれるフィリピンのラモン・マグサイサイ賞を日本人として初めて受賞。会館内には、氏の業績、人柄を称え顕彰するギャラリーも設けられています。
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