2016年春、新しくなった徳島県医師会館で業務がスタートしました。新会館は1・2階が駐車スペース、事務室や研修室、ホールなどの主な居室は3階以上に設けられています。和歌山県・徳島県・兵庫県淡路島に囲まれた海域の紀伊水道にも近いことから、津波被害時の防災活動拠点を意識した階層となりました。 コトブキシーティングでは、4階のホールに185席の固定席を納入しました。深いワインレッドカラーのイスの張地は、シンポジウムやセミナー開催にもふさわしい落ち着いた雰囲気を目指して選定されました。会議などの開催に備えて、全席に肘メモ台を設置。使用時以外は肘掛けに収納することによって、美しい装いを保つことを目指しています。同規模のホールで一般的なサイズの劇場タイプのイスと比較すると、背部分が高く、ゆったりと腰掛けることが可能。また、イスの座を従来の形と比較すると、膝裏に当たる部分の厚さが薄くなっていることが分かります。これによって、立ち上がる際に欠かすことができない脚を引く動作を、よりスムーズに行うことができるようになりました。徳島県医師会のこだわりが詰まった、快適さと機能性を実現したホールです。
この納入事例をストック
一覧へ