2015年7月、一橋大学の西キャンパスに、如水会百周年記念インテリジェントホールがオープンしました。
かつてこの部屋は階段教室として授業で使用されていました。その階段教室を有効活用しようという動きが学内で高まり、国立大学改革の一環として、改修整備の実施が決定。そして誕生したのが、この「如水会百周年記念インテリジェントホール」です。
ホールの改修は、国からの補助金の他、同窓会である如水会から、如水会創立100周年を記念した寄付で実現しました。グローバルリーダー教育を目標に掲げ、多人数ディベート講義や国内外の研究者が集う国際カンファレンスが行えるよう、音響機器やモニターを含めた最新の設備が整備されています。イスの張地は、スクールカラーのクリムゾンレッドを踏襲した、鮮やかな色に仕上がりました。
ホール内のクラシックな黒い窓枠は、キャンパス内のあちこちで見ることができる、半円形のアーチが特徴的なロマネスク様式です。白い壁が明るいイスの木目ともマッチして、知的でモダンな空間を創造しました。陽の光が差し込む向こうから、一橋大学内の悠然とした木々の緑がホール内に彩りを添えています。
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