東名高速道路初の「ラウンジ付き簡易宿泊施設」がオープン
2020年12月、E1 東名高速道路豊田上郷サービスエリア（下り）に、24時間営業のラウンジ付き簡易宿泊施設「ファーストラウンジ豊田上郷」がオープンしました。
『空港のラウンジのような上質な空間と、幅広い用途に対応できる宿泊スペースの提供』をコンセプトにつくられた、旅で疲れた身体を癒す場です。
コトブキシーティングは、客室にカプセルベッド「
B-CUBEシリーズ」を28床納入しました。
客室は個室タイプのシングルルーム20室と、4人までの宿泊が可能なファミリールーム2室からなります。旅行客やビジネスマン、トラックの運転手などさまざまな人の利用が想定されるサービスエリアで、つかの間の休息を快適に過ごせるよう、工夫が施されています。
機能をシンプルに集約したカプセルベッド
今回納入した「B-CUBEシリーズ」は、眠るための環境づくりに特化し、必要な設備をシンプルなデザインで確立したカプセルベッドです。すっきりとした装飾とダークブラウンの外装が落ち着きのある雰囲気を演出しています。
カプセルベッド内は、心地よい休息をサポートする環境がしっかりと整っています。
枕元に備わっているのは、ベッド内の機能をコントロールするナイトパネル。アラーム付きのデジタル時計を内蔵しています。このほかに、好みに応じた照明の明るさ調整や、排気式の換気扇スイッチで換気も簡単に行えます。また、コンセントがついており、スマートフォンなどの電子機器の充電が手軽にできることも嬉しいポイントです。
腕時計やアクセサリーなどは、備え付きのミニテーブルに置くことができるため紛失する心配もありません。
便利な機能を備えたカプセルベッドで、お客様それぞれが気持ちよく自由に過ごせる休息の場を実現しました。
工夫されたレイアウトでリラックスタイムを提供
カプセルホテルの場合は、大空間に多数のカプセルベッドを並べ、各ベッドの前は共有通路として利用していることが多くあります。
ファーストラウンジ豊田上郷では、それぞれのお客様がより快適に過ごせるようレイアウトを工夫し、充実したプライベート空間を提供しています。
プライベート感を高めるために、まず大空間を小部屋に仕切り、両端に出入口を設置。さらに小部屋の中央にカプセルベッドを配置し、部屋を2分割することによって、独立した出入口のあるシングルルームを創出しました。
分割された左右の部屋でベッドの上段と下段をそれぞれ使い分ける相互型のカプセルベッドにより、効率良く個室に近い空間を創出した点は施設側からも好評です。
天井部は貫通しているため完全な密室ではありませんが、ベッドスペースに加えデスクセットやハンガーフックを備えた部屋で、リラックスタイムを快適に過ごすことができます。
ファミリールームは、家族で利用できる4人部屋です。部屋の両サイドに、2段のカプセルベッドがあり、シングルルームと同様の設備を備えています。
どちらの部屋もベッドの入口は、寝る時の身体の向きと平行なサイドオープンタイプです。個室型ではベッドへの出入りも多くなりますが、使いやすい開口部の設定になっているためスムーズに移動できます。遮光性のあるカーテンがついており、明かりが天井からベッド内の奥まで影響することのない、安眠しやすい環境が整っています。
充実したプライベート空間で、旅の疲れを癒す「ファーストラウンジ豊田上郷」。趣味やテレワークの場としても気軽に利用できるラウンジ付きの簡易宿泊施設として、新しい旅のスタイルを提供します。
施設概要
「ファーストラウンジ豊田上郷」は、客室（宿泊施設）のほか、ラウンジスペースやコインシャワーのサービスを提供する東名高速道路初の「ラウンジ付き簡易宿泊施設」です。ラウンジスペースなどは、宿泊以外の方も趣味やテレワークの場として気軽に利用可能です。無料飲食メニューやコミック・ビジネス書の読み放題のサービスも提供しています。