小松市立松東みどり学園
アクティブルーム

2021.12.06

学校体育館・アリーナ

施設説明

小松市で初めての義務教育学校「松東みどり学園」に設けられたアクティブルーム

2021年4月、石川県小松市に新たな義務教育学校「松東みどり学園」が誕生しました。三つの小学校と一つの中学校を統合して生まれた松東みどり学園は、旧松東中学校の敷地に既存校舎の一部を改修してつくられました。
昇降口を入った先の吹き抜け空間の隣に位置するのが、「アクティブルーム」です。義務教育学校ならではの、さまざまな活動に利用できるスペースとして設けられました。
アクティブルームは、校舎内に併設された児童クラブのスペースと隣接しており、扉一枚で繋がっています。平日の日中は学校の活動で利用し、放課後や休日には児童クラブが使えるつくりになっています。

さまざまなシーンで活躍する電動収納式ステージ

アクティブルームは、ダンスや軽運動などを行うミニ体育館のような利用以外にも、外部の講師を招いた講演会や式典、児童や生徒による発表会にも活用する役割があります。多様な活動に対応できるよう設けられたのが、電動収納式ステージDS−100です。
電動収納式ステージは、松東中学校時代の体育館で既に利用されていたため、利便性の良さは知られていました。
休み時間など、子どもたちがフロアいっぱいに走り回る時は、ステージを壁面に収納することで広い空間をつくり出します。
式典や発表時には、リモコンを繋げてボタンを押すだけでステージが展開します。
収納状態からステージが展開するまでは約3分。操作が単純なため、教職員の誰もが手軽に設営できます。シーンに合わせて素早く出し入れができる電動収納式ステージは、アクティブルームに欠かせないアイテムとなっています。
今回導入したステージの大きさは、幅6m・奥行き3m・高さ30cm。体育館に導入されているものに比べるとコンパクトですが、式典や発表の場では大いに役立ちます。わずかでも高さがあるだけで、子どもたちの視線を集めることができます。
児童や生徒がステージに立って発表する場面では、適度な緊張感を感じることができる、特別な場所となるのです。
木製のステージは、木の温もり溢れる校舎やアクティブルームの雰囲気にしっくりと馴染んでいます。

これからの時代を生きる子どもたちにとって、人前での発表や自分の意見を述べることはとても大切な機会です。松東みどり学園での学びとアクティブルームでの活動が、子どもたちの未来につながっていくことが期待されています。

施設概要

松東みどり学園は、西尾小学校・金野小学校・波佐谷小学校の三つの小学校と松東中学校を統合し、誕生しました。小学校1年生から中学校3年生までの9年間を通した一貫教育を行う、小松市では初めての義務教育学校です。
施設内には普通教室や教科教室のほか、アクティブルーム、コミュニケーションルーム、グローバルルーム、わくわくルームなどが設けられており、義務教育学校ならではのさまざまな学びに対応できるようになっています。