※2020年4月1日より「川商ホール」へ名称変更されています。ここでは記事公開時の呼称をそのまま使用しています。 2015年3月、鹿児島市民文化ホールの第一ホールがリニューアルオープンしました。リニューアルを行うきっかけになったのは、同年の秋開催予定の第30回国民文化祭。鹿児島市民文化ホールは、その会場のひとつに選出されました。 コトブキシーティングでは、1階席1,486席、バルコニー席504席の計1,990席、全てのイスのリニューアルを担当しました。クラッシック音楽に適した音響空間の魅力を損ねることがないよう、座裏の鋼板は従来と同等の素材が使用される等、最新の注意が払われました。客席は、旧ホールの席数を保ちながらイスのスリム化を図ったことによって、通路幅が広がり、疲れを感じさせないゆったりとした空間が生まれました。イスの木や張地、内装、緞帳は全て赤系統の色で統一され、穏やかでありながら華やかで明るい雰囲気が創り出されています。 2015年秋には、第二ホールのリニューアルオープンも控えており、文化芸術の競演と交流の場として、大きな役割が期待される鹿児島市民文化ホールです。
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